イーストフード・乳化剤無添加でのパン作り チョコクロワッサンダマンド「神戸屋」 

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色々な呼び方をする「クロワッサンダマンド」

「神戸屋」の「チョコクロワッサンダマンド」。

 

この「クロワッサンダマンド」には、この言い方だけではなく
いろいろな呼び方があるようです。

 

「クロワッサン アマンド」
「クロワッサン オザマンド」
「アーモンドクロワッサン」
というようにね。

 

要はクロワッサンにアーモンドクリームを挟んだり
上にかけたりしているものです。

 

ですから見た目は、普通のクロワッサンより美しさに
ちと欠けるような気もしないではありませんがおいしいです。

 

これは「チョコクロワッサンダマンド」ですが
神戸屋には3種類の「クロワッサンダマンド」があるようです。

 

「チョコクロワッサンダマンド」と
普通の「クロワッサンダマンド」、
そして「クロワッサンダマンド オレンジ」。

 

 

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1970年に始まった無漂白小麦粉でのパン作り

「クロワッサンダマンド」の見た目の問題は、
「クロワッサンダマンド」自体が持っている特徴でもあり
変えることの出来ません。

 

しかし「クロワッサンダマンド」以外のパンに関して
消費者は見た目に、どの程度の重きを置いているのでしょうか。
あるいは、パンの原料等にどれくらい関心があるのでしょう。

 

例えば「神戸屋」が1971年に一部のパンを無漂白小麦粉で作り
販売しましたが、この食パンは白さにかけるという、
見た目の問題で売れ行きが悪かったようです。

 

しかし1973年には、家庭用小麦粉も
全面的に無漂白小麦粉に変わりました。
「神戸屋」の後を追いかけたかたちになりますね。

 

 

 

イーストフード、乳化剤無添加のパンを目指す

その後「神戸屋」は、イーストフードと
乳化剤の無添加での製品作りに挑戦しました。
「イーストフード・乳化剤 無添加への挑戦」

 

 

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「イーストフード」とはイースト菌の栄養分で
これを使うことによりパンの生地が扱いやすくなり
生産性も上がるといいます。

 

また「乳化剤」は水分を保持するための老化防止剤です。
以前、このブログでも、賞味期限を過ぎて何日経っても
ふわふわの柔らかいパン はやはり不自然だと思うと
書いたことがあります。

 

そのふわふわを保つのが乳化剤なのですね。

 

 

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「神戸屋」は、伝統的なヨーロッパのパン作りが
イーストフードや乳化剤のような添加物を使用せずに作られている
ことを思い、昔ながらの手作りのよさと、現在の技術を結びつけて
イーストフード・乳化剤無添加への挑戦を始めたのです。

 

1994年にはイーストフード・乳化剤無添加の製品が
できましたが、やはり固くなるという弱点がありました。
しかし1997年には、その弱点を乗り越えるパンを完成。

 

 

 

1980年には臭素酸カリウムの使用停止

その上「神戸屋」は、臭素酸カリウムの使用も
かなり早い時点から中止しています。
「臭素酸カリウムの不使用について」

 

1980年、昭和でいいますと55年からすでに
全商品について臭素酸カリウムの使用をやめています。

 

(社)日本パン工業会が臭素酸カリウム使用自粛を
取り決めたのが1992年、平成4年のことですから
いかに「神戸屋」の取り組みが早かったのかが伺えます。

 

このような取り組みをしていながら、「神戸屋」が
あのようなリーズナブルなお値段設定であることは
正直なところ驚かざるを得ません。

 

表面上の美味しさではなく、本物を追求している
「神戸屋」のおいしいパンをこれからも期待したいと思います。

 




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