「一ツ木」通りの名前はいつできたのか? 一ツ木まんじゅう「松月」

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1本の木

先月の末に、松月の「白玉ぜんざい」を御紹介しました
が、今日のおまんじゅうも、やはり松月のお菓子です。
その名も「一ツ木まんじゅう」。

 

一ツ木通りに面した場所にある「松月」の
看板お菓子(?)で、「一ツ木まんじゅう」
という名前は商標登録済みだそうです。

 

原材料は、
小豆、砂糖、米粉、大納言小豆、山芋粉、
カップリングシュガー、食塩。

 

 

150718hitotugimanju 1本の木が描かれている「松月」の一ツ木万寿

 

 

 

江戸入城の際に家康も通った「一ツ木通り」

赤坂といえば「一ツ木通り」というほど有名な
通りですが、徳川家康が江戸城に向かう際にも
この道を通ったといいます。
天正18(1590)年のことでした。

 

家康が江戸に来た順路は、小田原から
陸路を東にとり、六郷川上を渡って世田谷、
渋谷をへて二本榎徳明寺で休憩。

 

その後、赤坂の一ツ木から溜池をめぐって、貝塚
増上寺で休憩した後に入城したといわれています。

 

 

blog_import_515366afcca31一ツ木通りの照明

 

 

 

平安時代「人継ぎ」——「一ツ木通り商店街」

この通りの名前の「ひとつぎ(一ツ木)」ですが
いつ頃からそう呼ばれるようになったのでしょう?

 

「一ツ木通り商店街」のサイトでは
次のように説明されています。

 

「昭和30年のTBS開局以降、TBS赤坂本社前の
通りとして有名になり、現在では赤坂Bizタワー玄関
の通りとなっていますが、『一ツ木』の名の由来は、
平安時代までさかのぼります。

 

当時この付近の街道沿いは人馬の往来が絶えず、
人足の交代を意味する『人継ぎ』が語源と
言われる、由緒ある通りです。」

 

 

blog_import_515366ad455aa赤坂駅方面から、赤坂見附方向を見た「一ツ木通り」

 

 

 

江戸時代「一木」——「東京消防庁」

一方、東京消防庁のサイトにはこう記載されています。

 

「『赤坂』というと、港区が昭和22年に
できるまでは、その北部の区名でした。

そこは家康が江戸へ来る前の、永禄10年(1567)
に開拓して、人継村といった所だそうですが、
全部山畑で人家はありませんでした。

 

家康は江戸入りの時、伊賀の者にこの土地を与え、
延宝3年(1675)から一木と書くようになったと
いいますが、実は一木の文字は、大永4年(1524)
の江戸城攻撃の歴史書に、すでに書かれています。」

 

 

blog_import_515366ae04ba7一ツ木通り、正面は鹿島本社ビル

 

 

 

折衷案?

平安時代は、794年〜1185/1192年頃、といわれ
江戸時代は、1603年〜1868年。
無視できるほどの数年の差ではなく
数百年もの違いですよね。

 

もし、一ツ木通り商店街と消防庁のサイト、両方が
正しいとすれば、こんなふうになるでしょうか。

 

「人足の交代をすることから『人継ぎ』と呼ばれたと
いうことは。平安時代には一度それなりに栄えていた。
ところが次第に、そのあたりは寂れて人通りや人家も
なく山畑のみの『人継村』があるばかりという状態に。
その後、家康の江戸入場により
『人継』は再び活気を取り戻す。
家康は伊賀の者にこの地を与え『一木』
と呼ぶようになった」と。

 

そうであったとすれば、延宝3(1675)年に
「一木」と呼ぶようになったといわれる150年以上
前の、大永4(1524)年の歴史書に既に「一木」
の文字があった、ということとも辻褄が合います。

 

まあ、これが合っているか否かはわかりませんが
わかることは、「一ツ木通り」はず〜っと前から
「一ツ木通り」で、現在も赤坂を代表する通り
の名前だということですね。

 

 

150718hitotugimanjushougetu「松月」一ツ木万寿

 

 

 

「一ツ木通り」にあるお店

今年、2015年の夏の「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」は
そんな「一ツ木通り」にある気になるお店をいくつか御紹介しました。

 

 

赤坂駅
赤坂サカス 「松月」  「うまや」   「しろたえ」
______________________

    一 ツ 木 通 り
___________________赤坂見附駅→

「相模屋」

 

 

150622kuzumochi「相模屋」くずもち

 

 

赤坂サカスの向かい側にある
明治28年創業の「相模屋」のくずもち

 

松月からちょっと赤坂見附方面に歩いて行った
場所にある「松月」では「白玉ぜんざい」
と今日の「一ツ木まんじゅう」。

 

 

150717siratamazenzaishougetu           「松月」白玉ぜんざい

 

 

一ツ木通りをほとんど赤坂見附の近くまで行った場所に
あるお店、赤坂「うまや」の市川猿之助の楽屋めし

 

 

150827gakuyamesi「うまや」市川猿之助の楽屋めし

 

 

そのすぐ近くにある「しろたえ」では、有名な
レアーチーズケーキ
を御覧いただきました。

 

 

150811sirotaecheesecake「しろたえ」レアーチーズケーキ

 

 

道幅もそれほど広くなく、決して大きな通り
ではないのですが、やはり「一ツ木通り」は
赤坂になくてはならない通りですね。

 




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