「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
赤坂ランチ、始めました!
私は頻繁に赤坂でランチをする方では
ありませんが、それでもたまにはいただきます。
それにしては「あぷりのお茶会」
では、一度も登場していませんね。
それは、ランチの時にカメラを忘れて
しまったり、あるいは持っているのに撮るのを
忘れてしまったりしていたからなのです。
多分、その深層心理の中には、相手の方が
いるのに食事の前に写真を撮るのは
気がひけるということも。
一人でない時に、食事前に写真を撮るという
ことは私にとっては、食事中に携帯に出る、
という感じと同じように躊躇われます。
ですがこの度、心を入れ替えました、
写真を撮るよう努めたいと思います!
赤坂ッ子が連れて行ってくれたお店
そこで記念すべき(!)第一回の赤坂ランチは
「赤坂 ととや魚新」の炭籠弁当。
このお店、同じマンションに住んでいる
方に、連れて行ったいただきました。
その方は、赤坂で生まれて育った
生粋の「赤坂っ子」。
「赤坂のおいしいお店を御存知でしょう?」
と、その方にお願いしますと、
「もう、私が小さい頃のお店なんて
みんななくなっちゃっているわよ」
といいつつも、話し始めるとあそこやここ
と、さすがに赤坂っ子ならではという感じ。
「最初は、◯◯にしようかと思ったんだけど
そちらはランチの一番安いものだといいんだけど
その上となると、お味がそれほどでもなくて…….」
等々、やっぱりめちゃめちゃ詳しいです。
「赤坂 ととや魚新」
そこで連れて来ていただいたのが
赤坂5丁目にある「赤坂 ととや魚新」。
(赤坂5−1−34 08–3585-4701)
ととや、というくらいですので
以前は、お魚屋さんだったそうです。
赤坂の一ツ木通りから、円通寺通り
に入ってすぐの所にあるお店。
TBS、赤坂サカスのすぐそばで
以前、御紹介した「巨大な黄色い
インコ」の裏手にあたります。
先代の当主が、今回、私を連れて行って
くださった方の同級生だったとか。
「炭籠弁当」
メニューはその方に選んでもらいました。
「炭籠弁当」です。
選んでいただいただけではなくて
実は、御馳走になっちゃったの……。
炭籠弁当の意味は聞いていませんが
名前の通り、炭を入れる籠のような
ものに彩りよく詰め合わせたお弁当
ということですよね、きっと。
頂いてみますと、おいしくてびっくり。
全てが、丁度いい味加減。
右の手前の方にあるスナップエンドウも
ぷっくりと太っているのですが
かたすぎず柔らかすぎず。
こんな沢山の種類のものを、注文して
から作り始めた、ということはなくて
当然、作ってあったものでしょう。
ところが、その保存感(?)といいますか
作り置き感という味が全くしません。
右上の方にある赤く見えるものはホオズキ。
飾りではなく、二つに割れたホオズキの中には
プチトマトのワイン煮がしのばせてありました。
プチトマトを、ホオズキの実に
見立ててあるのですね。
甘みと酸味のほどよい塩梅
そして、デザートは「青梅まんじゅう」。
(という名前だったかな?)
「まんじゅう」という名前なので
甘いのかと思いましたら、甘さに
青梅の酸っぱさが合わされて
これまた絶妙は味わい。
見かけはごく普通のおまんじゅうで
この季節に相応しく、まだ青い紅葉の葉っぱ
が1枚添えてあるシンプルなものですが。
この炭籠弁当のなかの沢山の種類の
どれ一つとして味が濃過ぎたり
薄過ぎたりということがありません。
デザートも含めて全てが
「丁度いい」お味でした。
生麩の煮物を口に含むと、じゅわ〜と
おいしいだしの味が広がります。
思わず、幸せ〜。
一つ一つが丁寧に作られたおいしい炭籠弁当。
御馳走さまでした〜!
(追記:後で知りましたが、こちらのお店
*ミシュランの ☆ だそうです)