「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
「ノイエス」の「ザッハトルテ」
今日のケーキは「ザッハトルテ」です。
昨日のドイツ文化会館での「フィンスター
ワールド」を見た帰りに「ノイエス」で
買ってきたもの。
昨日の写真に、プレッツェルがありましたが
それもワインと同様、ドイツ文化会館
からの御馳走でした。
私はブレッツェルは頂かなかったので
帰りに「ノイエス」で買おうと思ったら
もう売り切れでした。
「ノイエス」にあるだけのプレッツェルを
ワインと一緒に、ドイツ文化会館が
出してくださったのでしょうね。
ところで「ファーリー(Furry)」なんですが……
実は昨日、映画の内容とは、あまり関係のないことで
驚いたことがありました。
それはね、「ファーリー(Furry)」のこと。
「ファーリー」って御存知ですか?
昨日の映画、「フィンスターワールド」の
登場人物の一人の趣味が「ファーリー」という
設定でしたので、それについての説明がありました。
「ファーリー」とは動物の着ぐるみを着て
同好の士たちとパーティーなどを
楽しむ趣味のことだそうです。
「布」ではなく「本物の毛皮」
そこで、Wikipediaで「ファーリー(Furry)」
を見てみたのですが、そのような
ことは全く書いてありません。
同じWiki.で「ファーリー・ファンダム
(Furry fandom)」というものも出て
いるのですが、これもちょっと違うよう。
Wiki.についている写真を見ますと
こんな日本のシロクマの着ぐるみの
写真に似ていなくもないですよね?
そして勿論、TBSのブーナちゃんにも似ています。
ところが、昨日の「フィンスターワールド」の
「ファーリー」は、「布の着ぐるみ」ではなく
「本物の毛皮の着ぐるみ」。
もしかしたら、「ファーリー」にも流儀(?)の
違いのようなものがあるのかもしれませんが。
自分を表現するための着ぐるみ
映画の登場人物の一人に、警官がいたのですが
彼の趣味が「ファーリー」という設定でした。
彼はシロクマの着ぐるみを着て
「ファーリー」達のパーティに出席します。
ちなみにそのパーティーのシーンは
本物の「ファーリー」達がエキストラ
で出演してくれたそうです。
「ファーリー」は、毛皮の着ぐるみを
オーダーして、それぞれが自分の
着ぐるみを持っているのだとか。
一つが、3000ユーロから10,000ユーロ
ほどかかるそうです。
これは2014年6月9日、現在のレート
でいいますと約42万円〜140万円に相当。
複数の着ぐるみを持っている人もいる
ということですので、「ファーリー」を
趣味にするには、かなり費用がかかるようです。
ですので、「ファーリー」がたくさん
出演するパーティ場面の衣装代は
かなりのものになってしまいます。
「この映画の制作費は、そんなにありません
でしたから、本物のファーリー達に
エキストラで出てもらったんですよ」
と監督は、冗談をおっしゃっていました。
「ファーリー」は、とてもシャイないい人
たちで、着ぐるみを着ることによって
初めて人とハグしたりできるのだそうです。
昨日の映画「フィンスターワールド」の
警官役をしたのは、ドイツで人気の俳優さん。
彼は普段、マッチョな警官役などが多いとか。
シャイでシロクマの着ぐるみを着ないと
自分を表現できない、という今回の役を
彼はとても楽しんでいたそうですよ。