東京ミッドタウン「白州」etc. 行けなかったところ

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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今月、5月はいろいろな催しもありまして
私としては外出した方なのですが、それでも
かなりのものを取りこぼしてしまいました。

 

外出嫌いの私は、普段でも、行きたいと
思ったものの半分も行くことができまません。
3分の1、行くことができれば上々ですね。

 

今月行けなかったものの一つが、この写真です。
東京ミッドタウンのお庭につくられた
「白州(HAKUSHU MIDPARK CAFE)」。

 

何度もそばを通って、横目で見ながら、
「いいなぁ」と思っていました。

 

パークヨガ「月見ヨガ」のあとに寄ろうかな、
とも考えていたのですが、あの日は寒かったので
結局、「白州」によることはありませんでした。

 

この「白州」と、もう一つ、かえすがえすも
残念な展覧会を見落としました。

 

根津美術館の
「2つの光琳の燕子花(かきつばた)図屏風展」。

 

根津美術館所蔵の国宝「燕子花図屏風」と、
ニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵の
「八橋図屏風」がほぼ100年ぶりに
同時に見られたのです。

 

100年ぶりですよ!
最後の日に行こうと思ってチェックしたら、
なんと、前日に終わっていました。
ああ……。

 

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デザインハブ5周年トークイベント 長友啓典 東京ミッドタウン

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

昨夜、東京ミッドタウンにあるデザインハブ
のトークイベントに行ってきました。

 

デザインハブ内のインターナショナル・デザイン
・リエゾンセンターで開催されたものです。

 

現在、デザインハブ5周年記念として、
「信じられるデザイン」展が開催されています。
(3月30日から6月17日まで
の11:00~19:00で年中無休)

 

その4回目のトークイベントが
昨夜行われたのです。

 

ゲストは、グラフィックデザイナー
の長友啓典さんで、聞き手は
編集者の野田幾子さんです。

 

専門家やデザイン関係の学生さんも
多かったものの、専門家でなくても
充分楽しめるお話でした。

 

長友啓典さんは、かつての自身のお仕事
である「表現の自由の追求」ということ
について、面白く興味深い事柄をあげて
説明してくださいました。

 

最後のコーナーでは、聞いている人々に
「あなたにとっての信じられるデザイン
は何ですか?」
との問いが投げかけられました。

 

それに答えた人のうちの一人は
デザイン専攻の大学一年生の学生さん。

 

彼は、自分が信じられるデザインとして、
彼が愛用している消しゴムをあげました。

 

その答えを聞いた長友啓典さんは
彼に言いました。

 

明日からは、消すことは忘れて、
描いて描いて描き続けてください、
という意味のお答えをなさったのです。

 

その長友啓典さんの答えがとても
素敵で、私には感動的に思えました。

 

私が、乱暴に短くまとめてしまいました
ので、長友啓典さんのおっしゃった言葉の
素敵なニュアンスが正確に伝わっては
いないと思うのですが……。

 

御本人は、よりよい線を求めて描いては消し、
描いては消しを繰り返しているのでしょう。

 

しかし、長友啓典さんは
消さなくていいとおっしゃるのです。

 

あなたがよくない、と思って消した線は
本当はよい線なのかもしれない、
すばらしい線なのかもしれない、と。

 

目先の小奇麗さを気にして、小さく
まとまることはない、という言葉遣いで
長友啓典さんはおっしゃったわけでは
ありませんでしたが、私にはそのような
意味に感じられました。

 

消すことはいいから、描いて
描いて書き続けてください。
デッサンでもなんでも、同じことを毎日
欠かさず3年、5年と続けて御覧なさい。

 

必ず、成長している。
大きく変わっているに違いないと。

 

長友啓典さんのお話は、単に「もの」
のデザインという話にとどまらずに、
人生のデザイン,生き方のデザインに
ついての素晴らしいお話でもありました。

 

 

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マイセン展「サントリー美術館」   東京ミッドタウン

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

 

前回のアークヒルズから六本木方面に歩いていくと、
東京ミッドタウンがあります。

 

ミッドタウンの中にあるサントリー美術館に、
「マイセン展」を見に行きました。

 

といっても今年の3月のことなんですが、
そう、あの地震の一週間ほど前でした。

 

一週間後に、あんな大地震が起こるとは、
夢にも思っていなかった頃のこと。
最終日の前日だったせいか、驚くほど混んでいました。

じっと待って全部見る根性のない私と友人は
空いている所をちょこちょこ見ただけだった
のですが、それでも面白かったですよ。

 

マイセンの歴史をたどって、その順に
作品が並べられていたようでした。

 

そして最後は、現代のものということで
「真夏の夜の夢」と「アラビアンナイト」が
陳列されていました。

 

私はマイセンの中では、アラビアンナイトが
好きなのですが残念ながら1つも持っていません。
「真夏の夜の夢」は、コーヒーカップが1脚のみ。

 

展示されていた「アラビアンナイト」は
ポットなども全部そろった6人用のコーヒーセット。

一緒に行った友人に、「これ、これっ!」と
自分のもののように説明をすると、
彼女もとても気に入ってくれました。

 

「これセットで200万円位するのよ」
と、知ったかぶりまでして教えてあげたのですが、
うちに帰って調べてみると全然違いました!

 

少々の誤差どころではなく、私が言った200万円の
なんと3倍以上の700万円近いお値段。

 

どうも私には、自分が購入することのできない
高価なものに関して、みんな一律に「高い」、
という一括りにしてしまうところがありまして……。

 

って、違い過ぎますが。
でも「アラビアンナイト」は素敵ですよ。

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