「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
潰れているけど、すっごくおいし〜!
メゾンカイザー(MAISON KAYSER)の
「クロワッサン・オ・ザマンド」。
見かけはちょっとべちゃっ、と潰れていて
少々ナニですが、とってもおいしいですよ。
前に「あぷりのお茶会」では、以前
神戸屋の「チョコクロワサンダマンド」
を見ていただきました。
神戸屋の「チョコクロワッサン・ダマンド」
のほうが、メゾンカイザーより立体的ですね。
両者の名前の違い
「クロワッサン」の後に、今日の
メゾンカイザーでは次に「オ・ザマンド」
と続きますが、神戸屋「ダマンド」ですね。
これはそれぞれのお店によって表記が違う
だけであって同じものを指しています。
「クロワッサン・アマンド」というものも
「クロワッサン・オザマンド」も
「アーモンド・クロワッサン」もすべて一緒です。
今は日本から撤退してしまった
ドミニク・サブロンの「クロワッサン」
赤坂サカスの麻布十番にありました
フランス語表記は
メゾンカイザーの「クロワッサン・オ・
ザマンド」をフランス語書きますと
「Crorissant aux amandes」。
これをカタカナで、できるだけ正確に表記すると
「クロワッサン・オ・ザマンド」ではなく
「クロワサン・オ・ザマーンドゥ」
となるそうです。(「Yahoo知恵袋」)
ですがそこはそれ、「あぷりのお茶会」
では「クロワッサン・オ・ザマンド」で
書かせていただきますね。
意味はフランス語で
「アーモンド入りのクロワッサン」だそう。
本来は残り物利用だった?
残ってしまったクロワッサンを美味しくいただく
ために工夫されたものだということです。
「怪我の功名」という言葉は適切ではありま
せんが、とにかくそうして作ったクロワッサン・
オ・ザマンドでしたが、意外や意外、とっても
美味しいものだったのです。
ということで、今やクロワッサンが残ったら作る
というのではなく、クロワッサン・オ・ザマンド
を作るためにクロワッサンを焼くのでしょうね。
こちらは「クロワッサン・オ・ザマンド」に
なる前(?)のメゾンカイザーのクロワッサン
「クロワッサン・オ・ザマンド」の作り方
お店によって「クロワッサン・オ・ザマンド」
の作りからは様々なようです。
ただ、クロワッサンにアーモンドクリーム
(クレームダマンド)を合わせるというのは
基本として同じです。
クロワッサンをシロップにつけてから、
アーモンドクリームを挟んだり等色々ですが
そもそもクロワッサンの味自体もお店に
よって違いますけどね。
こんな形ですが「オレンジクロワッサン」
蒜山ジャージーランド
メゾンカイザーの「クロワッサン・オ・ザマンド」
メゾンカイザーも、クロワッサンの生地に甘い
シロップをたっぷりしみこませた後に
アーモンドクリームを挟んでいます。
そしてその上からラム酒まで振りかけてある
のですから、味の濃厚さはいうまでもありません。
サクサククロワッサンが、しっとりとして
深い味を秘めているおもしろさ。
「クロワッサン・オ・ザマンド」はデザート感覚?
そもそもメゾンカイザーは、クロワッサン
は一番人気で美味しいですしね。
クロワッサンに使用している発酵バター
は、雪印メグミルクが製造している特別
なバターだそうです。
クロワッサンの命は、私はバターにあると
思っていますが、そのバターにこだわりのもの
なのですから美味しくないわけはありません。
ピエール・ガニョールのクロワッサンは
バター使用の「クロワッサン・オ・ブール
(croissant au beurre)」で、菱形
(とはいいましても、クロワッサンは必ず
バターが使用されているわけではなく、
バターのかわりに他の油脂を使った
クロワッサンもあり、形が異なります。
バター使用のクロワッサン
* 「クロワッサン・オ・ブール
* (croissant au beurre)」
* 両端がまっすぐの、菱形
その他油脂使用のクロワッサン
* 「クロワッサン・オルディネール
* (croissant ordinare)」
* 両端が曲がっている三日月形)
成城石井のクロワッサンは、その他油脂使用の
「クロワッサン・オルディネール
(croissant ordinare)」で三日月形
単体で美味しいクロワッサンにシロップや
アーモンドクリームが加わって、より一層
素晴らしいハーモニーを奏でています。
ですので、メゾンカイザーの「クロワッサン
・オ・ザマンド」は、もうパンというよりは
おしゃれなスイーツ感覚で楽しめる一品。
見目形よきケーキにも
勝るとも劣らない美味しさです。
とっても濃厚な味わいの「クロワッサン・
オ・ザマンド」にはブラックコーヒーが
最高のパートナーかもしれませんね。