ピンクも赤も「バラ色」……?

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「淡いピンク色」も「深紅」も両方ともOK 

「バラ色」のバラとは、深紅のバラを
指すと聞いて驚いた私は、早速調べて
みました。

 

すると、結論からいうと淡いピンク
も深紅も、どちらもバラ色といって
OKだということでした。

 

 

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「ピンク色」派

Yahoo! 知恵袋によりますと
ピンク派の「miestastani」さんは、

 

「『バラ色』という日本語は、エディット・
ピアフが歌ったシャンソンの名曲
『バラ色の人生 La vie en rose』のタイトル
として日本語に入ったフランス語の表現です。

 

フランス語の 『ロゼ』という色は
『ピンク』のことです。
ワインのロゼももちろんピンクです。

 

『ロゼ』の語源は『バラ色』ですが、本当
のバラが何色かとは関係なく、フランス語
ではピンクを『ロゼ』というのです。

 

日本語で『空色』といえば、灰色の空も
夕焼けのオレンジの空もあるのに
『薄い青』をいうのと同じです。

 

『ねずみ色』も同じです。
白いねずみも茶色のねずみもいますが、
『ねずみ色』は(濃いめの)灰色です。
『水色』もそう。
『ロゼ』をそのまま『バラ色』と直訳
するのは、日本語の『桃色』を英語で
peach color と訳すようなもので直訳
すぎるのですが、『バラ色の人生』
の歌をそう翻訳した人は、『桃色の人生』
では日本語としてイメージが違うので
文学的にわざとそう訳したのだと思います」

 

とおっしゃっています。

 

 

 

 

 

「赤」派

一方、赤派の「namimakura0115」さんは
次のような説明をしています。

 

「西洋の薔薇のような鮮やかな赤
のことをいいます。
(略)これは、人類が最初に栽培した
とされるバラ、つまりオフィキナリス
にちなんでつけられた色名で、もとも
との日本古来の伝統色ではありません。

 

rose red という言い方は、
14世紀から用いられたといわれます」

 

日本人がバラ色と言われると
まず思いつくのが淡い紅色で、
広辞苑にもそのように書いてあります。

 

ですからバラ色=淡い紅色(rose pink)
と言っても、それはそれで正解です。

 

しかし正式にはバラ色と言えばrose red
のことで、鮮やかな赤を指します」

 

 

 

 

 

すっきりしませんが……

う~ん、あまり納得という感じ
でもない歯切れの悪さを感じるという
のが正直なところです。

 

白黒つけて、いえピンク赤つけて
欲しいものですが……。

 

私としてはバラ色というのはピンク
を指すのだけれど、ピンクといって
も幅広いので、例えば濃いローズや、
ヒューシャのピンクなどは、赤に近
いから赤も入っているのかなあ、
という気がします。

 

ただ、バラ色の人生というのが素晴
らしい人生という意味であることは
間違いないのですよね。

 

バラ色がどちらの色を指すにせよ、
バラ色の人生が送れたらいいですね!

 

 

 

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「バラ色」は何色でしょうか?

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 薄いピンク色

昨日のブログのタイトルは
「ニューヨークのバラ」としましたが
最初は「ニューヨークのバラ色のバラ」
にしようと思っていました。

 

でも、昨年のことを思い出し
たので変えたのです。

 

去年の3月まで私は「バラ色のバラ」
というのはピンクの淡い色のバラ
を指すのだと、信じて疑いませんでした。

 

1月13日のブログ「この世で一番、縁の深い命」
の写真のバラより、もう少し淡いピンク
だと思っていたのです。

 

 

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深紅のバラ

ところが、昨年の3月末のこと。

 

お目にかかったことのないカメラマン
の方のブログに真っ赤なバラの写真が
載っていたのですが、それを「バラ色」
のバラと書いてあってのです。

 

その時は、その方が誤解をしている
のだと私は思っていました。

 

 

「当たり前でしょう?」

2、3日後、その方に会う機会が
ありましたのでその話をしてみました。

 

そばに他の女の方もいらしたので
まずその女性に聞いてみました。

 

「バラ色のバラって、
何色だと思いますか?」と。

 

するとその方は「深紅」と答えたのです。

 

そんなこと当たり前でしょう?
といわんばかりの口調でした。
私の確信が、グラグラッと
崩れ出しました。

 

「そうなんですか!?」と、
今度はカメラマンの方に
向かって聞くと、同様の答え。

 

 

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本当はどちら?

先日、ある匂いだけがわからない、
あるいはわかるものの感受性が鈍い
状態を「嗅盲」と呼ぶが、本人も
自分が嗅盲であることに気づかない
ことが多い、と書きました。

 

バラ色が深紅だと聞いた私は
まさにそんな感じでした。

 

みんなが知っている香りを、私だけが
感じていない事実に初めて気づいた
かの如くです。

 

もし、昨日書いたニューヨークのバラ
の色が深紅であるならば、私はその
バラが「ニューヨークによく映えた」
とは書かなかったでしょう。

 

強い赤味を感じない淡いピンク色
だからこそ、雨に煙るグレーイッシュ
なニューヨークの街にとても似あって
いたと思ったからです。

 

「バラ色」と聞いて、みなさんは何色
を思い浮かべるのでしょうか?

 

 

 

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