「あぷりのお茶会」へようこそ!
「ショートブレッド」と「クッキー」
ウォーカー(Walker)のチョコレートチップの
ショートブレッドです。
「あぷりのお茶会」ではキャンベルの「ショートブレッド」
を御紹介したことがありましたね。
材料の違い
クッキーとショートブレッドは、一見とても似ていますが
材料、作り方ともに違うものだそうです。
ショーットブレッドは、
「小麦粉、砂糖、バター、塩」の4つだけで作ります。
クッキーは、これに卵やミルクなどを使いますね。
作り方の違い
またクッキーの作り方としては
練ったバター → 砂糖 → 卵 → 小麦粉
の順番に加えていきます。
一方、ショートブレッドの場合は
小麦粉にバターを直接入れる → 砂糖
という順番になります。
作り方の違いが見かけにも
つまりクッキーは、柔らかいバターに他の材料を
加えながら混ぜ合わせるという感じですね。
ところがショートブレッドの方は
まず小麦粉にバターを入れてしまうのが大きな特徴。
ということは、ぼそぼそ状態でお砂糖を入れるということ。
これらの作り方の違いが
出来上がりの形状の違いにも現れているようです。
イギリスでは「クッキー」 と言わない?
ウォカーのサイトを見ますと
「クッキー」という言葉は使用していません。
昨日の「『クッキー』と『ビスケット』の違い ムーンライト『森永』」
にも書きましたように、
「日本で『クッキー』と呼んでいるものをイギリスでは
『クッキー』と言わない」のですね。
つぎのような写真のお菓子も、ウォカーのサイトでは
「ビスケット」という括りになっています。
日本ですと,これは「ビスケット」というよりは
「クッキー」と称されるものですよね。
「キャンベル」と「ウォーカー」
キャンベルは1830年に,ドナルド・キャンベルによってつくられた
スコットランドで最も古くからあるショートブレッドのメーカー。
その約70年後、今日、御紹介のウォーカーが
1898年に、スコッチウイスキーのメッカである
スペインサイドの小さな村で生まれました。
ジョセフ・ウォーカーの
「世界最高のショートブレッドを作ること」
の夢の実現を目指して。
それから100年以上の月日が流れ、現在では世界50カ国以上で
ウォーカーのショートブレッドは愛されています。
良質の原材料にこだわったジョセフ・ウォーカーの
伝統のレシピは今でもかわらずに守り続けられているのです。
(「株式会社日食」)
日本ではウォカーの方が有名?
なお、今回初めて聞いた言葉ですが
日本では「ショートブレッドといえばウォーカー」
といわれているそうな。
日本ではキャンベルより
ウォーカーのほうが有名なのですね。
私はキャンベルは、ずっと前から知っていたのですが
ウォーカーは今回、初めて知りました。