白玉ぜんざい「松月」 大納言はあずきの大きな品種

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

150717siratamazenzaishougetu

 

 

松月の「白玉ぜんざい」

先日は「相模屋」のくずもちを御紹介しましたが、「相模屋」は
一ツ木通りを挟んで赤坂サカスの正面にあるお店でした。

 

今日の松月は、「相模屋」の前を赤坂見附方面に一ツ木通りを
ほんの2,3分歩いて行ったところにあるお店です。

 

「相模屋」は明治28年の創業で、今年で120周年でしたが
今日の「松月」は大正8年の創業。
(港区赤坂4−3−4 03-3583-7303 お店のサイトはないようです)

 

大正8年は西暦でいいますと1919年、ということは
あと4年で創業100周年というわけですね。
「相模屋」といい「松月」といい、やはり老舗が多い赤坂です。

 

 

blog_import_515366ad455aa                  一ツ木通り

 

 

 

味を守るために一ツ木通り店のみ

現在は「松月」の2代目と3代目にあたる西尾さん親子が
先代の味を大切に守っていらっしゃいます。

 

これだけ長く営業していますが「松月」に支店はなく
お店は一ツ木通りのこちらのお店だけです。
その理由は、手を広げると味が落ちてしまうからだとか。

 

1階が販売で、2階は茶房になっていていますが
ここで寒い冬にあたたかいぜんざいを食べるのが楽しみ
という常連さんも少なくないようです。

 

そちらは冬になったら試してみることにして
今日はとりあえず「白玉ぜんざい」に挑戦してみました。

 

 

blog_import_515366afcca31             一ツ木通りの照明

 

 

 

「松月」の特製餡は、『築地明石町』?

今日の写真で、ローゼンタール魔笛のお皿の上に乗っている
透明の容れ物に入った形で販売されています。
これくらいですと、ちょっと甘みをという時に丁度いい分量。

 

 

150717siratamazenzaishougetu

 

 

その上、「松月」自慢の特製餡がまた上品な味わいです。
「松月」の餡は、あずきの皮をのぞいてから炊き上げるそうで
写真でもあずきの色が、少々薄らとして見えますね。

 

色だけではなく、甘さに関しても控えめにしてあり
目一杯「あんこ〜!」という感じではなくさらっと。
ですがこれは単に味が薄い、ということではありません。

 

すっきりしたのどごし、などという言葉を使うとビールのようですが
華美に飾り付けをした人ではなく、鏑木清方の『築地明石町』の
女性のような感じ(このたとえ、あっているかなぁ?)です。

 

 

kaburagikiyokata              (写真)

 

 

大納言はあずきの大きな品種

この「白玉ぜんざい」の餡もそうなのかはわかりませんが
「松月」の餡は、先ほどの皮をのぞいて炊き上げたあずきに
やさしくそっと炊いた大粒の大納言を混ぜてあるそうです。

 

とここで「大納言」もあずきでしょう?、と思ったのですが
農林水産省のサイト」によりますと、

 

あずきの中でも特に大粒のものを大納言と呼ぶそうです。
また、大きいだけではなく煮た時に皮が破れにくいという特徴も。

 

煮た時に皮が破れることを「腹切れ」といいますが、大納言は
この「腹切れ」がないことから、切腹のない公卿の官位である
「大納言」と名づけられたといわれているそうです。

 

一方、豆の形が大納言が被った烏帽子(えぼし)に
似ていることからつけられたという説もあるとか。
また、大納言より小さい「中納言」「少納言」という品種もあります。

 




スポンサードリンク



コメントを残す