ステロイド吸入の副作用

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

 

ステロイド吸入は副作用がない?

一昨年の9月に私は喘息で入院をして
退院後はステロイド吸入をしていました。

 

これは一般的な治療法だと思いますが、半年
近く経った時に副作用がひどくなり、どうにも
使い続けることが困難になってしまいました。

 

そこでステロイド吸入の副作用について調べて
みたのですが、私が経験した副作用に近いもの
の記述は全く見当たらないのです。

 

 

 

 

 

万が一、副作用が出た人のために

ほとんどのものに共通しているのは、ステロ
イドには副作用があるが、ステロイド吸入に
関しては問題はなく、また使用した患者側の
意見も、副作用はないというものばかりです。

 

ということでしたので、私のように
副作用が出た人が検索した時のために
ここに記しておくことにしました。

 

とはいっても、私は副作用が出るから
ステロイド吸入はしない方がいい、
ということを言いたいのではありません。

 

副作用が出た人が調べた時に、それが例え
少ない割合であったとしても、出る人もいる
という事実だけをお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

ステロイドに関する記載

ステロイド吸入の副作用で検索してみて、上位に
出てくるサイトから一部を抜き書きしてみます。

 

1「すこやかライフ」

「ステロイド薬の正式名称は、『副腎皮質ステロ
イド薬』といい、その名のとおり、もともとは
人体にある副腎という臓器から少量分泌されて
いるホルモンです。

炎症を抑えるうえでもっとも強力な作用を持ち、
正しく使えばとてもよい薬で、約70年前から使用
されています。

しかし、このステロイド薬を経口や注射などに
よる投与法(全身投与といいます)で長期間使用
すると、さまざまな副作用(高血圧、糖尿病、
骨粗しょう症、胃潰瘍、感染症など)が生じる
ことがあります。

この副作用のリスクを減らす工夫を施された薬が、
現在のぜん息治療の中心となっている『吸入ステ
ロイド薬』です。

毎日継続して長い年月使用することを考え、少ない
量を、吸入という方法で肺に直接届けることで、
重い副作用がかなり抑えられるようになっています。

この吸入ステロイド薬の普及によって、ぜん息死
やぜん息発作による入院は減少しました。」

 

 

 

 

2「環境再生保全機構」

「吸入ステロイド薬は副作用も少なく、
長期に安全に使うことができます。

経口ステロイド薬、注射でのステロイド薬投与
の場合ステロイド薬は、炎症を抑える強力な
作用をもち、約70年前から使用されています。

しかし、このステロイド薬を飲み薬や注射など
で長期間使用すると、薬が全身に作用するため
さまざまな副作用(体重増加、高血圧、糖尿病、
骨粗しょう症、脂質異常症、胃潰瘍、感染症、
副腎不全、白内障など)が生じることがあります。

吸入ステロイド薬の場合
ステロイド薬の副作用のリスクを減らす工夫を
施された薬が、現在のぜん息治療の中心となっ
ている「吸入ステロイド薬」です。

吸入ステロイド薬は、気道だけに作用する薬で
あるため、通常の投与量では全身の副作用は
ほとんどなく、長期に安心して、小児から
高齢者、妊娠中の方でも使用できます。

吸入ステロイド薬の副作用としては、声がかれ
たり、口の中に残ると粘膜の免疫を抑制して
しまい、カンジダというカビの一種が増えたり
することがあります。」

 

 

 

 

 

3「ASTHMA MEDICINE 喘息の薬」

「ステロイドというと副作用を心配する方も
多いですが、吸入薬なので気道に直接とどき、
内服薬と比べて用いる量が非常に少なくて
すみ(約100分の1)、全身への作用が少ない
薬剤です。」

 

 

4「東京都福祉保健局」

「毎日続ける長期管理薬でも、正しい使い方を
していれば、副作用の心配はありません。

中等度以上の喘息治療の主力の一角である吸入
ステロイドですが、高用量の場合にのみ、若干
の副作用があります。
それは上気道、食道での免疫抑制によるカンジダ
等の感染症です。」

 

 

 

 

ここでは4つのサイトしか取り上げません
でしたが、他のサイトや書籍等でも、ほぼ
これと同じようなことが記載されています。

 

まとめてしまいますと、ステロイドを全身投与
(経口や注射等)を長期間すると副作用が生じる
が、吸入の場合はほとんどない、ということです。

 

 

 

 

1「すこやかライフ」
「少ない量を、吸入という方法で肺に直接届け
ることで、重い副作用がかなり抑えられる」

2「環境再生保全機構」
「副作用も少なく、長期に安全に使うことが
できます」

3「ASTHMA MEDICINE 喘息の薬」
「内服薬と比べて用いる量が非常に少なくて
すみ(約100分の1)、全身への作用が少ない」

4「東京都福祉保健局」
「高用量の場合にのみ、若干の副作用があります。
それは上気道、食道での免疫抑制によるカンジダ
等の感染症」

 

 

 

 

 

皆無とは言っていない

使用している患者側のコメントとしては、少なく
とも私がみた限りでは、声がかれるということ
以外は、全く見つかりませんでした。

 

私の知り合いで、数十年使っているという人が
いますが、彼女は最初の薬でノドが痒くなったの
で種類を変えた後は、全く問題はないのこと。

 

声がれ以外では、2と4のサイトでは、カンジダ
があげられています。

 

こうしてあげてみて「副作用はない」と言いきって
いるサイトはないことに今、気づきました。
「かなり抑えられる」「ほとんどなく」
「少ない」とあり、皆無とは言っていません。

 

 

 

 

 

私の副作用

まずは声がれがあり、自分では別人の声の
ような気がするほどでした。

 

そして全身の皮膚が弱くなる、というレベル
ではなく、異常に脆くなってしまったのです。

 

 

 

 

かぼちゃを切ろうとして右手で包丁を持ち、
左手で添えて切ったところ、あまりの左手の
痛さに驚いて見ると、包丁を押していた左の
手のひらの部分が切れて(割れて)いた。
窓のサッシに手をついた時なども、同様。

 

また、普段履いている靴擦れをしないもの
なのに、靴を脱ぐとストッキングに血がつい
ていて、足指の皮がむけているのに気づく。

 

髪にブラシをかけると頭皮が切れて出血する。
最初は、傷跡が指に振れた時に、いつ怪我を
したのだろう?、と不思議だったが、かなり
経ってからブラシが原因だと気づく。

 

 

 

 

左の目のまぶたがピクピクし、
右の目の視界の右下あたりに、白というか
光のような円形のものが現れた。

 

こちらも最初は、右下あたりに太陽光が反射
したものが見えているのかと思い、視線を右に
ずらしてみたのですが、その円形のものの同様
に移動するので、視覚の問題だとわかる。

 

洋服を着替えるだけで、爪が崩れる。
折れるというほどの強度もすでになく、糸の
ように細く崩れていく。

 

入浴時に膝が光るような真っ黒になっている
のに気づいて驚く。
これは膝をついて床を拭いた時にできたもの。

 

私自身は痛いとも感じない日常の行為を、膝は
衝撃と受け取り、またそれを回復できない。

 

 

 

 

 

頭からつま先まで

このように書いていきますと、頭の天辺から
足の爪先まで、まさに全身が脆くなっている
ことがわかります。

 

そしてもっと怖いと思ったのは、目で見える
これらのことが、体の内部でも起こっている
のではないかということでした。

 

本人は意識しないほどの些細なことなのに、
体はかなりの衝撃と受け取り、かつそれに
対しての修復機能が弱まっているのです。

 

痛みはまったくなかったのですが、膝の色が
あまりにどす黒い色だったことは、かなり
衝撃的で、一瞬、腐っているのではないかと。

 

この色になるほどの打撲をした経験はあり
ませんが、バットで思いっきり打たれたら
こんな風になるのでしょうか。

 

 

 

 

 

これは本当に副作用?

これらの副作用が出た時に思ったのは、私は
これがステロイドの副作用だと思っている
けれども、実は他の病気の症状なのかもしれ
ないということでした。

 

ですが、ステロイドの吸入をやめると、頭皮
以外のものはあっという間に治ってしまい、
改めて副作用だったのだとわかりました。

 

今回、これを書いていて「副作用はない」と
と言い切っているものはなかったことに初めて
気づきました。
やはり少数であっても、ステロイド吸入で
副作用が出る人もいるのでしょう。

 




スポンサードリンク



コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください