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ロマネスコはブロッコリーに似ている?
今日、御覧に入れる野菜はブロッコリーに
似ていますが、普通のブロッコリーとは
ちょっと形が違っています。
私はブロッコリーの種類だと思ったのですが
カリフラワーの変種だそうです。
wikipedia によりますと、
「ブロッコリーに味の似たカリフラワーの変種」
などと書いてあるのですが、一瞬、ホント?、
と思うほどブロッコリーに似てますよね。
カリフラワーはブロッコリーの変種
とはいいましても、カリフラワー自体が
ブロッコリーの変種だそうですので
親戚といえば親戚ということですね。
名前は「ロマネスコ」、「ロマネスク」、
あるいは「ブロッコフラワー」ともいうようです。
「ブロッコロ・ロマネスコ
(Broccolo Romanesco)」という
イタリア語での呼び名からきた名前だそう。
この意味は「ローマのカリフラワー」。
(うん?、やっぱりカリフラワーなの?)
市場には1990年代から
このようなことから野菜市場や種子市場でも、
「ロマネスコ」をどちらの品種とするかに
混乱が生じているようです。
現状では、学名が「カリフラワー」で
呼び名が「ブロッコリー
(Romanesco broccoli、
Cauliflower romanesco)」
が優勢だとか。
「味はブロッコリーに近く、
食感はカリフラワーに近い」
などと書いてあって、もう、
わけがからんという感じです。
ヨーロッパ生まれみたい
16世紀にローマ近郊で開発されたとも、
あるいはドイツでもその時期に栽培
されていたとする記録もあるそうです。
ですがいずれにしろ、ヨーロッパでできたものの
ようで、1990年代から出回っているということです。
この「ロマネスコ」には2種類あるようで
私は見たことはないのですが、いわゆる
カリフラワーの形をしていて色だけが緑色のものと、
今日の写真のようなものの2種類だそうです。
調理法はブロッコリーと同じ
ちょっと形が面白いがゆえに、どのように
調理をしたら良いのかと思いがちですが
ブロッコリーと同じと考えればいいみたい。
ボイル、煮る、炒める等、なんでもOKで
火の通りも結構早いですよ。
栄養価としては、ビタミンCがいっぱい
とのことですので面白いだけじゃない
優れもの。
フラクタル図形、黄緑サンゴ
今日の「ロマネスコ」は普通のカリフラワーの
ように、表面がなだらかではありませんよね。
「ロマネスコ」の三角形にとんがっている形
を、「フラクタル図形」というそうです。
「フラクタル」とは、形の適宜な一部を
とると、それが全体と似ている成り立ち
をしている自己相似性のことです。
この「ロマネスコ」のフラクラル図形様の
突起を「黄緑サンゴ」ともいうそうですが
これが一番わかりやすいですね。
スティーブン・スピルバーグの映画
「ジェラシック・パーク」の最後の方で
この「ロマネスク」が、テーブルに
置かれているそうですよ。