プロシュート トマトとプロシュートのカッペリーニ「ディーン&ディルーカ」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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 「トマトとプロシュートのカッペリーニ」

東京ミッドタウンのディーン&デルーカで買いました。

 

左手前の、ちょっと見は大根か山芋のように
白っぽく写っているものはチーズ。
とてもおいしいパルミジャーノでした。

 

 

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一番奥の赤茶色のものがドライトマトで
その下にあるのが今日の主役、生ハムの
「プロシュート」。

 

 

 

プロシュート(Prosciutto)

この生ハムが「トマトとブロシュートの
カッペリーニ」という、このお料理の名前
となっている「プロシュート」ですね。

 

 

200_pio24_bonin-200x2002年間熟成しイタリア・パルマ・ランギラーノ地方
ピオ・トジーニ社のパルマハム

 

 

日本語では「プロシュット」と表記をしたり
言ったりもしますが、イタリア語では
「Prosciutto」と書きます。

 

この「プロシュート」、
本場イタリアではブタのもも肉のハム
をいうようですが、

 

日本では特にイタリア産、あるいは
イタリア式に
薫製をしない生ハム
をさします。

 

 

 

「プロシュート」=「乾いた」

「プロシュート(prosciutto」とは
イタリア語で「乾いた」という意味。
ラテン語の「とても干涸びた
(prae exsuctus)」が語源だそうです。

 

イタリアでは加熱をしていない生ハムは、
「生(crudo))をつけて「プロシュート
・クルード(prosciutto crudo)」と呼び、

 

加熱をしたものは
「プロシュート・コット(prosciutto cotto)」
と呼んでいます。

 

 

dtl_pct_l_009a-270x200プロシュート・コット
(写真/「FORDELIGHT 」)

 

 

 

プロシュートの6割はイタリア、パルマ産

「プロシュート」といえば
世界三大ハムの一つといわれるパルマ産の
「プロシュート・デ・パルマ」が有名です。
生産される「プロシュート」の6割はパルマ産のもの。

 

パルマ市郊外にある、ランギラーノには
大小200もの生ハム工場があり
世界中で食べられているパルマハムの
ほとんどがここで作られています。

 

パルマ地方での「プロシュート」作りの
歴史は古く、紀元前1世紀より前のローマ
帝国時代から作られていたそうです。

 

 

180px-Map_Province_of_Parma.svg_赤い部分がパルマ県

 

 

 

長期間の熟成が生む豊かな風味

「プロシュート」は、2カ月ほど海水塩につけた
ブタの腿肉を薫製にすることなく、乾燥した室内で
1年前後の期間乾燥させてつくるハム。

 

この長い乾燥期間によって、余分な水分と油が
抜けるため、プロシュート独特の熟成した
まろやかな味が生まれるのです。

 

また、生活習慣病に効果的といわれている
オレイン酸を多く含み、特に味を付けなくても
独特の豊かな風味があるおいしいハムです。

 

 

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様々なお料理に活躍する「プロシュート」

薄切りにしたプロシュートに果物、
特にメロンとあわせたものは定番中の定番ですね。

 

その他、ピザのトッピングはもちろん、
サンドイッチの具や、パスタ料理や肉料理など
様々なお料理にとプロシュートは大活躍しています。

 

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訪問先で出されたお茶は頂くのが礼儀、ですよね?

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出されたお茶を飲むのはマナー違反?

少し前のことですが、訪問先で出された
お茶を飲むのは、マナー違反か否かという
ことがネット上で少々にぎわっていました。

 

ビジネスマナーとしてお茶に手を
つけないのが当然のルール、
という人もいたりして驚きました。

 

ことの発端は、実は「そのお茶を飲むことは、
相手の出した条件を全て飲むことになってしまう」
ということだったそうで、その意味で出されたお茶
を飲んではいけない、と書いてあったらしいです。

 

 

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出して頂いたお茶は、有り難く頂きましょう

ですがそれとは別に、出されたお茶を飲むのは
マナーに反する、という意見もあるようです。

 

これを社内でビジネスマナーとして
徹底している会社もあるとか。

 

あくまでもいろいろな状況がありますが
出して頂いたお茶は飲む方が礼儀に叶っている
というのが大多数の意見であり
正しいことだと私自身も思います。

 

 

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出されたお茶を頂く時の注意

1 「どうぞ」と促されてから飲む。

 

2 目上の人と一緒の時は、その人より
 先に手をつけてはいけない。

 

3 複数で訪問して、飲物の種類を問われた
 時は目上の人(や上司)が決めた飲物に
 統一し、1種類にする。

 

 

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4 飲む速度は、一口ずつ時間をおいてという
 のが基本ですが、熱いものは熱いうちに、
 冷たいものはぬるくならないうちに。

 

5 飲む量に関しても意見は様々です。
 一口だけ飲む、ほとんど飲む、
 全て飲むというように。
 ですがこれは基本的には自由で
 無理をする必要はありません。

 

6 困るのは、出して下さったものが
 嫌いなものだった場合です。
「カフェインが苦手でして」等、
 一言添えて残した方がいいですね。

 

 

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飲まない方がいい場合

出されたお茶は頂くのが基本で飲まないのは
かえって失礼ですが、とはいえ時には
飲まない方がいい場合もあるようです。

 

それはお詫び等で伺った場合に
事情を知らない訪問先の係の人が
機械的にお茶を出してしまった時など。

 

お茶に手をつけないことで、恐縮しているとの
気持ちを表すことが出来るからということです。

 

 

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私は頂いた方がいいと思います

ですが、どうでしょうか?
あくまでもケースによりますが
私は基本は頂くことの方が、礼儀に
叶っていると思えてなりません。

 

事情を知らないでお茶を出して
しまったことを、相手の方が
「お茶など出す相手ではないので、
これは下げて下さい」
と係の人に指示するような場合は別ですが。

 

そうでないならば、相手の方は内心忌々しい
と思っていたとしても、お茶を下げさせずに
その席についた以上は、出された側は有り難く
頂くというのが基本のような気がします。

 

事情を知らずに機械的に出されたお茶であれ
残すことは、いれてくれた行為を無にすること。
出して下さったものは感謝して
飲むのが一番ではないでしょうか。

 

 

 

お菓子も一緒に出された場合

こちらも飲物と同様、いただきましょう。
和菓子などが出された場合に、その場で頂か
なかった時は懐紙などに包んで持ち帰ります。

 

 

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でも、小袋入りのチョコレート等は
持ち帰らない方がいいですね。

 

 

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その理由は、もうおわかりですよね?
残した和菓子は処分するしかないからです。

 

 

 

マナーの基本は、他を思いやること

このように見てきますと、マナーという決まり
事は、相手を思いやる心の表現といえます。

 

相手の方がいれて下さったお茶は、ありがたく
いただく、飲物の種類を問われた時ははっきり
伝えた方がいいものの、かといって何種類も
では大変なので1種類にするとか。

 

最初はマナーを覚えることも大切ですが
基本がわかった後は自分で考えることが重要です。
双方の関係性やシチュエーション
は全て違うのですから。

 

かたちを整えるということは、
「かた=決まり事」に、「ち=血(こころ、中身)」
をいれることだと読んだことがあります。

 

マニュアルとしてのマナーではなく
心配りを秘めた振る舞いを、さりげなく
できるお洒落な人になりたいものですね。

 

 

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