ハンドドリップコーヒーとアップルパイ「カフェ ラ・ボエム 麻布十番」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

160608applepie

 

 

「ラ・ボエーム」ではなく「ラ・ボエム」

久しぶりに会ったお友達と、これまた久しぶりの
「カフェ  ラ・ボエム」に行きました。

 

私は今までずっと「ラ・ボエーム(LA  BOHEME)」
だと思っていたのですが、カタカナ表記ですと
「ラ・ボエム」なのですね。

 

(「カフェ  ラ・ボエム」
 港区麻布十番2丁目-3-7
 グリーンコート麻布十番1Fと2F
 03-6400-3060  営業時間:11:30〜5:00
 年中無休)

 

営業時間が凄くて、なんと11時30分~5時00分まで。
午前の11時30分は、そろそろランチが始まる時間と
わかりますが、終わる時間が5時というのは驚き。

 

もちろん、夕方の5時ではありませんよ。
夕方の5時を通り越して、翌朝の5時ということ。
終電を乗り過ごしてしまっても大丈夫というお店です。

 

 

160927laboheme麻布十番パティオから見た「カフェ  ラ・ボエム」

 

 

 

年中無休で中休みもなし

それだけではなく、ランチが終了してから
ディナーまでの休憩時間がないことにも
今回、初めて気づきました。

 

そういえばいつ行っても開いていて、歩いている
時にぶらっと入ったことも度々ありましたし
考えてみますと閉まっていた記憶は皆無です。

 

となれば「カフェ  ラ・ボエム」が年中無休という
ことはとうに気づいていて良いはずなのに、今まで
わからなかったとは、本当に何も考えずに生きて
いるのだなぁと、我ながら驚いた次第。

 

 

agemotiyapatio「あげもち屋」

 

 

 

近くに「ドミニク・サブロン」があったことも

そんな健気な「カフェ  ラ・ボエム」が、いつ
麻布十番のパティオ前にできたのかといいますと
今から13年前の2003年の5月のこと。

 

すぐそばにある、現在は「伊太利屋」になっている
お店が、ほぼ2年毎に変わっていることは
御紹介しましたがそれと比べるとかなり長いですね。

 

「ドミニク・サブロン」→「あげもち屋」→「伊太利屋」
とお店が変遷してきた場所は、次の地図では(A)の場所。
今日、御紹介の「カフェ  ラ・ボエム」は
少し右の(I)になります。

 

 

azabu
A
が「ドミニク・サブロン」→「あげもち屋」→「伊太利屋」
 I が「カフェ  ラ・ボエム(CAFE  LA  BOHEME)」

 

 

お隣同士というわけではありませんが、かなり近い場所
ですので「ドミニク・サブロン マルシェ・エ・カフェ」
と「カフェ  ラ・ボエム」は、少々かぶって
しまったのでしょうか?

 

店内のインテリアも赤と黒を基調として
いるのも、両店舗とも同じでしたし。

 

とはいえ「ドミニク・サブロン」の方は
パンで有名なお店でもあり、それに併設
されているフランスのカフェです。

 

一方、「カフェ  ラ・ボエム」は早朝5時
まで開いているイタリア料理のお店です
から、個性は違っていますよね。

 

 

dominiquesaabron「ドミニク・サブロン」

 

 

 

グローバルダイニング

「ドミニク・サブロン」はフランスの会社ですが
「カフェ  ラ・ボエム」はイタリア料理のお店
ではありますが、経営しているのは日本の会社。

 

1973年10月に設立された有限会社、長谷川実業
が後に現在の 株式会社グローバルダイニング
(GLOBAL-DINING, INC.)となり
港区の南青山に本社を置いている会社です。

 

イタリアンに限らず、創作和食、エスニック、
チョコレートのお店と食に関する幅広いお店を展開し
イタリアンの「カフェ  ラ・ボエム」15店舗をはじめ
海外店舗3店を含めて55店舗を有しています。
              (2016年10月現在)

 

 

160608applepieハンドドリップコーヒーとアップルパイ「カフェ  ラ・ボエム」

 

 

 

モンスーンカフェも姉妹店

麻布十番パティオから2、3分といった場所に
エスニックレストランの「モンスーンカフェ」
というお店があるのですが、そちらも同じ
グローバルダイニングの経営のお店だそうです。

 

(「モンスーンカフェ 麻布十番」
 港区麻布十番1丁目7-5 フェスタ麻布 6F
 03-5775-6900)

 

「モンスーンカフェ 麻布十番」は、2001年12月に
できていますので、「カフェ  ラ・ボエム」より
少し先に麻布十番にデビューしたのですね。

 

 

coffee(写真/「カフェ  ラ・ボエム」)

 

 

 

いつのまにか、ハンドドリップコーヒーに

少し前は「カフェ  ラ・ボエム」にはかなり行って
いたのですが、最近はめっきり御無沙汰をしていて
今回は本当にしばらくぶりでした。

 

「カフェ  ラ・ボエム」に行く直前に、
東京ミッドタウンでランチをしていたので、
私はコーヒーにアップルパイで、お友達は
なんだったかなぁ……(ヒドイッ!
でもアップルパイは彼女と半分こしたよ)

 

すぐコーヒーが運ばれてきたのですが
なんと空のコーヒーカップです。

 

ウエイトレスがカップの上に、挽いたコーヒー
の入っている、ドリッパーを置いてから
おもむろにお湯を注ぎ始めました。

 

 

130213ebiテナガエビではありませんが……

 

 

「え〜っ!、前からそうでしたっけ?」
久しぶりに来て忘れてしまったのかと思って聞いて
みましたら、最近、変わったとのことでした。

 

お客さんである私たちは面白くて楽しいですけど
スタッフの方は大変ですね、と私が言うと
彼女はコーヒーを注ぎながら笑っていました。

 

最近のトレンドである「サードウェーブ・コーヒー」
の流れを汲み、上質な豆の中でも生産地や
処理方法が明確、かつブレンドされていない
「シングルオリジン」のコーヒー豆を使用し、

 

一杯ずつ真心を込めたハンドドリップの
「スペシャルコーヒー」の提供を
始めたということのようです。

 

一緒に頼んだアップルパイともども
とても美味しいコーヒーでした。

 

一時期メニューになかった私のお気に入りの
テナガエビのパスタが復活しているよう
ですので今度、試してみなければ。

 

 

160927laboheme昼間の「カフェ  ラ・ボエム」

 

 

 

「株式会社グローバルダイニング」

「カフェ  ラ・ボエム」を経営しているこの会社ですが
ここで働くのはちょっと面白そうですよ。

 

「民主主義」を企業経営に取り入れて、徹底した
情報公開により、働いている人は、知りたいと
思ったことは何でも知ることができるそうです。

 

決定事項への参加は、社長の1票も20代の店長の
1票も等価であり、昇級や昇格、異動も全て
自己申告制で、人が人を評価をすることがない、
つまり人事部が存在しない会社なのだとか。

 

私は会社というものについては、そもそも知識自体が
ないのですが、それでもサイトに書かれている
事柄にはちょっと驚きました。

 

 

cafelaboheme夜の「カフェ  ラ・ボエム

 

 

 

80歳まで応募が出来ます!

その上、応募要項を見てみますと、生年月日を記入する
ために選ぶ数字は「2001年〜1936年」まで出てきます。
1936年生まれといえば、現在80歳ですよ。

 

確かに個人差がありますので、年齢だけで仕事を制限
するのは、本来はおかしいことなのかもしれません。

 

グローバルダイニングの、応募要項の年齢に関する
ことだけでも、ひと味違った会社という感じがして
私が今、学生だったら是非、この会社でアルバイト
をしてみたいです(80歳までだったら今でも可!?)。

 

 

imgres

 

 

 

多くの会社がそうなるといいですね

代表取締役、CEOは1950年生まれの 長谷川  耕造さん。
2012年には「カフェ  ラ・ボエム」の進化形「LB6」
を六本木にオープンしたということです。

 

確かに「カフェ  ラ・ボエム」はリーズナブルで嬉しい
のですが、その進化形ということは、「LB6」は
超高級なのかな?、と見てみましたら、そうでも
なさそうなので、こちらもいつか行ってみたいです。

 

たまたま昨日、「65歳以上の非正規労働者1万3千人、
一斉解雇を認める控訴審判決(採用時になかった
65歳定年制が突如導入されたために、雇い主である
日本郵便に雇用の継続等を求めていた裁判)」

 

などというツイッターを見ていたもので、グローバル
ダイニングのこの姿勢にはいたく感服した次第です。
これからも贔屓にしちゃうぞい!

 

 

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「こがし黒蜜かりんとまん」麻布十番かりんと 美味しいお菓子屋さんの密集地

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

160928kogasikuromitukarintoman

 

 

昔懐かしいかりんとうを今風に

しょっぱなからボケボケ写真で申しわけありませんが
これは麻布にあるかりんとうの専門店「麻布かりんと」
で一番人気を誇る「こがし黒蜜かりんとまん」を
2つに切ったところの写真です。

 

懐かしさを感じさせるお菓子、かりんとうを現代風
にアレンジしたらおもしろいのではという発想から
2009年にオープンしたお店だそう。

 

(「麻布かりんと」
106-0045 港区麻布十番1丁目-7-9
03-5785-5388
営業時間:10:30~20:00 定休日:毎月第2火曜日)

 

 

 

「麻布十番   あげもち屋」と姉妹店

この写真の右のお店が「麻布かりんと」のお店です。
左にあるお店は前回、御紹介した
「麻布十番あげもち屋」。

 

 

160927azabukanrinto「麻布  かりんと」左は「麻布十番  あげもち屋」

 

 

何となく雰囲気が似ていておわかりかと
思いますが、姉妹店です。

 

「あげもち屋」が照明も含めて黄色をメイン
として明るいのに対して、「かりんと」の方は
照明を少し落としちょっと黒っぽい雰囲気ですね。

 

東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線の
「麻布十番」から歩いてすぐ。

 

麻布のこちらが本店ですが「あげもち屋」同様
東京をはじめとし、北海道、大阪、神戸、名古屋、
福岡にもお店があるようです。

 

 

 

CDショップ?

「あげもち屋」のパッケージはこんな感じ
でしたが、「麻布かりんと」の方は
薄い正方形に近い包装になっています。

 

 

160712agemotiya彩りベジタブルあげ「麻布十番   あげもち屋」

 

 

「あげもち屋」同様、和風の模様がプリント
されている包装紙に包まれていますが、一度に
食べられる量という感じで少量ずつの薄いパック。

 

お店で並んでいる写真がこちらですが
これ、何かに似ていませんか?
実はこれ、CDショップをイメージしたものだそうです。

 

 

azabukarintoかりんとうがお行儀よく並ぶ店内

 

 

 

50種類以上ものかりんと

そしてこのかりんとも
「あげもち屋」と同じく、種類が豊富。
50種類以上もあるといいますので
選ぶのが大変かもですね。

 

オーソドックスなものから、竹炭かりんと、
カレーかりんと、レーズンかりんと、
唐辛子かりんと、ねぎ味噌かりんと。

 

男性に人気でお酒のおつまみにもあう
というきんぴらごぼうかりんと。
カプチーノかりんともそうですが、アップルパイ
かりんとにいたっては、味の想像もできないほどです。

 

かりんとうは当て字で「花林糖」とも書かれることが
あるようですが、要は「かりん糖」と「糖(とう)」
ですが、「麻布十番   かりんと」では、親しみを
持ってもらうためにあえて「かりんと」としたそう。

 

 

こがし黒蜜かりんとまん「麻布かりんと」

 

 

 

一番人気

「麻布十番   かりんと」で一番人気を
誇るのが、かりんと饅頭。
こちらでは「こがし黒蜜 かりんとまん」
という名前です。

 

実は昨日買った時に「今日中にお召し上がりください」
といわれたのですが今日、写真を撮ったため
ちょっと表面がボコボコとして出来立てのほやほや
ツルツル感がなくなってしまいました。

 

そのため一見、かたそうでしたが
遺骸やしっとりと柔らか。

 

このしっとりさん、出来立ては何と
パリッとしているのだそう。
お店で買う時に食べちゃいたかった
というのが正直な感想です。

 

 

kuriiga

 

 

 

「栗入り」もあります

焦がした黒密の香ばしさは、ちょっと他に
あまりないという感じもして、中の
こしあんの甘さを上手に引き立てています。

 

「こがし黒蜜かりんとまん」はオンラインショップ
にはなく、店頭販売のみで、午前90個、
午後90個の限定販売だそう。

 

 

160928kogasikuromitukarintomanこがし黒蜜かりんとまん「麻布   かりんと」

 

 

写真の「こがし黒蜜かりんとまん」は普通の
タイプのものですが、季節限定なのでしょうか
小さく切った栗がポツポツと入っている
「こがし黒蜜かりんとまん  栗」もありました。

 

買っておきながらなんですが、実は私は黒砂糖系の
お菓子はさほど好きではなく、まして油で揚げてある
となれば普段でしたらちょっと遠慮しておくのが常です。

 

ところが「こがし黒蜜かりんとまん」は
「黒蜜+油」であるにもかかわらず、油と甘みが
くどくなく、想像以上に美味しいものでした。

 

 

azabu
B「麻布十番あげもち屋」 C「麻布かりんと」 D「浪花家総本店」
E「チョコレートハウス  モンロワール」 F「豆源」

 

 

 

麻布の美味しいお菓子屋さんの密集地

今、改めて地図を見て驚いたのですが
「麻布十番   あげもち屋」や「麻布   かりんと」
のある一角はお菓子屋さんが多いですね。

 

上の地図ではちょっとわかりづらいと思います
ので、一塊のようになっている「B〜F」
までを描いてみると、こんな感じになります。

 

 

|  |
         |  | D 浪花家総本店
B かりんと  |  | E モンロワール
  A あげもち屋  |  | F 豆源
__________   __________

 *          交差点    麻布十番駅   →  
_________   __________
         |  |
         |  |

 

 

道路の縦線が上手に書けずに点線になって
いますが、そこは御容赦を。

 

交差点の左上の角に「あげもち屋」と
「麻布十番かりんと」が並んでいて、道の向かい側
には、たいやきで有名な「浪花家総本店」があります。

 

 

たいやき「浪花家総本店」

 

 

そのお隣には
「チョコレートハウス   モンロワール」

 

 

rihukyubuリーフキューブ(葉っぱ形のチョコレート)「モンロワール」

 

 

そしてそのお隣は「豆源」
いうことになっているのですね。

 

美味しいお菓子屋さんが交差点のまわりに5つも
かたまっているとは、本当にびっくりしました。

 

130215hinaひなあられ「豆源」

 

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彩りベジタブルあげ「麻布十番 あげもち屋」 パティオのお店の変遷

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

160712irodoribejitaburu

 

 

今日も野菜菓子ですが

今日も麻布十番の野菜のお菓子を御覧いただきましょう。
前回は「麻布十番野菜菓子」という名前の通り、野菜
をお菓子に使う可能性を存分に見せてくれるお店でした。

 

今日のお菓子は、たまたま野菜のチップの
御紹介ではありますが、こちらは野菜メインの
お菓子ではなく、いろいろ選べる、あげおかきの
専門店「麻布十番 あげもち屋」です。

 

(「麻布十番 あげもち屋」
 〒106-0045 港区麻布十番1丁目7-9 B
 TEL.03-6804-3082
 定休日:第3火曜日  営業時間:11:00~19:00)

 

 

160712agemotiya彩りベジタブルあげ「麻布十番 あげもち屋」

 

 

 

40種類以上もの品揃え

「麻布十番 あげもち屋」の商品は
種類がとっても多いのが特徴の一つ。

 

ごく普通のあげ餅ももちろんありますが
「きんぴらごぼう  あげ餅」「紫蘇おかき餅」
「ねぎ味噌あげ餅」「しば漬けあげ餅」と和風のもの。

 

一方「トマトバジルあげ餅」「カマンベールチーズ
あげ餅」「ペペロンチーノあげ餅」
「ピリ辛マヨネーズ」などの洋風もあります。

 

 

カマンベール「プレジデント」

 

 

また「トリュフ塩あげ餅」「あげもち
ホワイトショコラ」「あげもちイチゴショコラ」
というお菓子風もあるという具合。

 

まあ、あげ餅自体がお菓子ですが
あげ餅+洋風お菓子、という意味で。

 

そして今日、御紹介の「彩りベジタブルあげ」と
「彩りフルーツあげ」があって、なんと合計
40種類以上もある上、季節限定の品もあるとか。

 

 

160712irodoribejitaburu6種類の野菜が入っている「彩りベジタブルあげ」

 

 

 

日保ちは1〜2カ月

それらが、様々な色の矢絣模様の袋に入っています。
色とりどりの袋がお店に並んでいる様子は
まるでお花畑のようです。

 

あげもち屋さんなのに「彩りベジタブルあげ」
という野菜モノを選んでしまったのは、私が
この藤色系の矢絣模様の袋の色にひかれたからかも。

 

藤色の矢絣模様の袋の中に入っていたものは
レンコン、インゲン、ニンジン、カボチャ
お芋と紫芋の6種類でした。

 

60グラム入りで、1カ月から2カ月の
日保ちということです。

 

 

agemotiya 「麻布十番   あげもち屋」

 

 

 

1年前から現在の場所に

「麻布十番   あげもち屋」は本店で、支店は関東
には大丸東京店、西武池袋店、松坂屋上野店、
そごう横浜店、羽田空港第2旅客ターミナル
南ピア店があり、

 

関東以外では松坂屋名古屋、大丸神戸店
と大丸福岡天神店があります。

 

この「麻布十番   あげもち屋」の本店は
今からちょうど1年前の、2015年9月に
現在の場所に移ってきたものです。

 

といっても、麻布十番1丁目から2丁目への
引っ越しですので、歩いてもほんの
1,2分ほどしか離れていない距離ですが。

 

 

blog_import_51535fef6677a麻布十番パティオの「きみちゃん」の像

 

 

 

現在は婦人服の「伊太利屋」

今まで「麻布十番 あげもち屋」があったのは
麻布十番のパティオに面している場所で
赤い靴の「きみちゃん」の像の前あたりで
住所でいいますと、麻布十番2丁目3-8にありました。

 

1年ほど前、この場所をたまたま初対面の
不動産屋さんと一緒に歩いていたのですが
「麻布十番   あげもち屋」のあった場所が工事中
だったもので、私は思わず言ってしまったのです。

 

「ここ、またお店がかわるんですね!」と。
「あげもち屋ですか? すぐそばに移転しましたよ」
と不動産屋さんが教えてくれました。

 

 

azabu ( A )から( B )に移転した「麻布十番   あげもち屋」

 

 

「少し前にかわったばかりではありませんか……」
と私が言うと、
「ここは賃料が高いんじゃないですか?」
と、いかにも不動産屋という感じの返事。

 

その時は、次のお店が何かわからなかったのですが
しばらくすると、そこは「伊太利屋」
という婦人服のお店になっていました。

 

「伊太利屋」は渋谷が本店のようですが
赤坂や六本木にも直営店があるということで
結構、店舗数のあるお店のようです。

 

 

「ドミニク・サブロン」のクロワッサン

 

 

 

パティオ「あげもち屋」の顔

「伊太利屋」の前は「麻布十番   あげもち屋」
ではありましたが、「あげもち屋」のこの場所
での営業は、2,3年ほどの短いものでした。

 

「麻布十番   あげもち屋」の前にあったお店は
「あぷりのお茶会」でも登場した「ドミニク・サブロン
・マルシェ・エ・カフェ麻布十番店」。

 

「麻布十番 あげもち屋」がパティオに
あった時はこんな感じでした。
パティオの「きみちゃん」の方から撮ったもの。

 

 

agemotiyapatioパティオにあった「麻布十番   あげもち屋」

 

 

 

パティオ「ドミニク・サブロン」の顔

この同じ場所が「麻布十番   あげもち屋  」の前の
「ドミニク・サブロン・マルシェ・エ・カフェ
麻布十番店」だったときは、こんな感じでした。

 

 

dominiquesaabron「ドミニク・サブロン・マルシェ・エ・カフェ麻布十番店」

 

 

昼間と夜、という決定的な違いもありますが
醸し出しているものの差は、何となくおわかりかと。

 

次の写真は「ドミニク・サブロン」の店内の写真
ですが、上の写真では、お店の左端に
あたる部分を店内から撮ったものです。
赤と黒が効果的に使われた「ドミニク・サブロン」
の素敵なお店。

 

 

dominique「ドミニク・サブロン」の店内

 

 

 

適した場所

別のお店なのだから雰囲気が違うのは当然の
ことですが、お店の雰囲気と立地場所は
切っても切れない関係にあるように思えます。

 

麻布十番パティオという場所に、自然に溶け込み、
ガラスを多用したこの建物を効果的に活かしきれる
お店といったら、やはり「ドミニク・サブロン」
に軍配が上がるのではないでしょうか。

 

勿論「ドミニク・サブロン」がいいお店で
「あげもち屋」はそうでもない、という意味ではなく、

 

そのお店に相応しい場所が、お互いの
魅力を一層引き立てるような気がします。

 

 

agemotiya 現在の「麻布十番   あげもち屋」

 

 

「麻布十番あげもち屋」がどのような理由で
移転したかはわかりません。

 

ですが、現在の場所での「あげもち屋」の方が
いきいきと「あげもち屋」らしく輝き、個性的な
顔を見せているように私には感じられます。

 

 

 

約2年サイクル?

「ドミニク・サブロン」 2010.12〜 2012.10
      ↓
「あげもち屋」     2013?〜2015.9
      ↓
「伊太利屋」      現在

 

この場所のお店は、こんな風に変化してきました。
「ドミニク・サブロン」の前は忘れてしまったのですが。

 

先ほどの「麻布十番   あげもち屋」を
もう一度、御覧いただきましょう。

 

 

agemotiyapatio 2015年まであったパティオにあった「あげもち屋」

 

 

上の「あげもち屋」の写真の右の部分だけになりますが
同じ方向から撮った「ドミニク・サブロン」の写真がこちら。

 

 

dominikusaburon2012年までパティオにあった
「ドミニク・サブロン」

 

 

今さら言っても詮無いこととはわかっていますが
やはりここには「ドミニク・サブロン」に
いて欲しかったと思わずにはいられません。

 

「ドミニク・サブロン・マルシェ・エ・カフェ
麻布十番店」は、パティオの雰囲気に
溶け込んでいた、本当に美しいお店でした。

 

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