アスパラガスの和名は「オランダキジカクシ」

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「クッキングアスパラガス」

東京ミッドタウンの24時間スーパーマーケット
プレッセプレミアムで買った「アスパラガス」。

 

よくある「アスパラガスより」ちょっと細めですね。
フィリピン産だそうです。
「クッキングアスパラガス」という名前がついていました。

 

その名前が書いてあったタグに
「出荷元:ドール・フィリピン」文字が……。

 

 

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「ドール・フィリピン」 

少し前にドールバナナにはかなり農薬が
使用してあると読んだばかりでした。

 

それではこの「アスパラガス」も、と思って
見てみますと「収穫後の農薬および食品添加物は
一切使用しておりません」と書いてあります。

 

収穫後は、使用していないということですね。
ということは収穫前は使っていたということで。

 

まあ、ドールに限らずたいていは
農薬を使っているのでしょう。
使用する量や、種類に違いはあっても。

 

 

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日本に入ってきたのは江戸時代

「アスパラガス」は地中海東部が原産と
いわれていますが、日本には
江戸時代に入ってきたそうです。

 

多くの野菜がそうであったように
「アスパラガス」も最初は観賞用でした。

 

本格的に食用になったのは大正時代からで
当時は、北海道で栽培されていたといいます。

 

 

 

「オランダキジカクシ」!

この「アスパラガス」、和名がおもしろいです。
「オランダキジカクシ」というそう。
漢字ですと「阿蘭陀雉隠」。

 

「オランダキジカクシ」の他には
「オランダウド(阿蘭陀独活))」、
「マツバウド(松葉独活)」。

 

オランダウドや、マツバウドは、
まあそうかなとも思いますが
オランダキジカクシはおもしろいですね。

 

「アスパラガス」が成長すると、細く切れている
葉っぱに見える枝が生い茂って、その中にキジが
隠れることができるほど、ということからの命名。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAアスパラガス(写真/「この道行けば」)

 

 

 

栽培は、ベランダでは無理だね

こんなに美しい葉が、雉が隠れるほど生い茂りますので
「アスパラガス」は観葉植物としても愛されています。
実は、私も大好き。

 

また、食用の「アスパラガス」栽培も、そんなに
難しくはないそうですが、深さが1〜2メートル
必要となるとやはりベランダでは無理ですね。

 

ベランダしかない人は観葉植物として、
お庭のある人は食用も、ということでしょうか。

 

(追記:ベランダでは無理だと書いてしまいました
が、usaponさんのコメントによりますと、御自宅の
ベランダでアスパラガスを栽培しているとか……
やれば出来るようです、というか試したいです)

 

 

 

「アスパラガス」の花と実

「アスパラガス」はタネを植えてから2,3年しないと
収穫できないお野菜だそうです。
花はこんなお花ですよ。

 

 

Asparagusアスパラガスの花
(写真/「園芸ナビ 花と野菜の育て方」)

 

 

収穫までに2,3年かかるということは、当然
一年草ではないわけですが、だからといって
一度植えたらずっと収穫することができるか
といえば、そうでもないとか。

 

およそ10年位は収穫できるということです。
このような野菜って、他にもあるのでしょうか?

 

先ほどのお花が実ると、こんなに
可愛い赤い実になるそうです。
葉っぱも実もかわいい、オランダ雉隠しこと
「アスパラガス」でした。

 

 

Asparagusnomiアスパラガスの実(写真/同上)

 

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ホワイトアスパラガスの美味しい茹で方

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ホワイトアスパラガス

普通によくある緑色のアスパラガスと、
このホワイトアスパラガス、私は最初
別の種類のものかと思っていました。

 

ですが違うようですね。
栽培方法が違うだけだそうです。

 

グリーンアスパラガスは芽が出て
きた時に、そのまま太陽の光に
当てて普通に育てたものです。

 

 

グリーンアスパラガス

 

 

それに対して「ホワイトアスパラガス」は
芽が出る前に、芽のまわりに土を盛って
太陽の光に当たらないように育てます。

 

「ホワイトアスパラガス」の方が
手間ひまがかかるので、それなりに
やわらかく、甘味もほんのりと感じます。

 

ですが、栄養面ではグリーン
アスパラガスより劣るそうです。
カロテンなども、グリーンアスパラガス
の方が多いということです。

 

 

グリーンアスパラガス

 

 

 

丁寧にゆでると一層美味しい

また「ホワイトアスパラガス」を美味しく
いただくためには、茹で方にもちょっと
手をかける必要があるそうです。

 

「ホワイトアスパラガスのおいしい茹で方
(札幌のイタリアン カプリカプリ)」
に教えて頂きました。

 

1 先ず皮をむくのですが、
根元の方から先に向かって向き、先の色が
変わっている部分の少し前まで剥きます。
根元は、1センチほどをカット。

 

2 大きなお鍋にお湯を沸かして、ホワイト
* アスパラガスの剥いた皮を入れます。
* これは皮にいい香り成分があるためです。

 

 

ホワイトアスパラガス

 

 
3 次にレモン汁を加えます。
 これはホワイトアスパラガスの
 白がより美しくし上がるようにです。

 

4 皮を入れて2分後、火を中火に弱め
 ホワイトアスパラガスを根元から入れます。
 束にして10数秒たったら手を離し
 3分から4分茹でます。

 

5 茹で上がったら取り出しますが
 水洗いは風味を損ねますのでしないで下さい。

 

 

130702howaitoasuparagasuホワイトアスパラガス

 

 

今回のホワイトアスパラガスは
もっと雑に茹でて頂いてしまいました。
ごめん、ホワイトアスパラガス……。

 

せっかく育ててもらったホワイト
アスパラガスですので次回は、丁寧に
お手本通りに挑戦してみようと思います。

 

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