「クッキー」と「ビスケット」の違い ムーンライト「森永」

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「ムーンライト」はクッキー

森永の「ムーンライト」ですが
これはビスケットでしょうか
あるいはクッキーでしょうか?

 

と考えていましたら、「ムーンライト」
の箱に書いてありました。
森永の「ムーンライト」はクッキーだそうです。

 

 

140614munraito「森永」ムーンライトクッキー

 

 

 


「クッキー」と「ビスケット」の違い

ところで、このクッキーとビスケットの呼び方
ですが、どこでわかれるのでしょうか?

 

私自身は、外見が固めのものはビスケット、
柔らかめのものはクッキーかな?
と勝手に思っていましたが。

 

そもそも、ビスケットという意味は
「2度焼く」という意味ですよね。

 

 

「アーティザン」ツーバイツービスケット(イギリス)

 

 

 

ということで私には、ビスケットは保存の
ためにかたく焼いてあるもので、自分では
作らないというイメージがありました。

 

一方、クッキーはといいますと、自分でも焼ける
比較的柔らかめの、ぼそっとしたお菓子という感じ。

 

 

「アーティザン」ツーバイツービスケット(イギリス)

 

 

 

ビスケット協会(略)で決めました

クッキーとビスケットの違いについては
いろいろいわれていますが、一応の
決まりがあることはあるそうです。

 

「一般社団法人全国ビスケット協会
Japan Biscuit Association」が決めたものです。

 

 

アンナ「アーモンドビスケット」(スウェーデン)

 

 

ビスケットとは、
「小麦粉、糖類、食用油脂および食塩」
を原料として焼いたお菓子のこと。

 

ビスケットの中でも、
「手作り風の外観」があり
「糖類と油脂の割合が、全体の40パーセント以上」
のものをクッキーと呼ぶそうです。

 

「糖質と油脂の割合が,全体の40パーセント以上」
という数値で、はっきりしているのはわかりやすい
のですが、もう一つの方の「手作り風の外観」
というのはちょっと曖昧ですよね。

 

 

「ウェイトローズ」ナイスビスケット(イギリス)

 

 

 

あくまでも日本だけの決まりね

これを決めた「一般社団法人全国ビスケット協会」
は、1926年に出来ているのですが、その時の
名称は「全国ビスケット協会」でした。

 

その後、何度か名称を変更していますが
現在の名称になったのは2012年のこと。

 

当然のことながら、この協会に入っていなければ
ここにあげた基準を守らなくてもいいそうです。
とはいえ、ほとんどの会社は加入しているようですが。

 

 

上の「ウェイトローズ」のナイスビスケットで
と意義とで作った鯉のぼり

 

 

そしてこの決まりは「一般社団法人全国ビスケット
協会」という日本の団体が決めたものですので
あくまでも日本国内のみでのこと。

 

また外国でも、クッキーやビスケットの呼び方が
ビシッと決まっているものでもないようですよ。

 

 

「メルバ 」ブラウニークッキー(オランダ)

 

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黒美水温泉「竹の湯」麻布

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今日は、麻布「竹の湯」

昨日は、地下鉄南北線の「溜池山王」駅アートの
「竹」を御紹介しました。

 

今日は「竹」は「竹」でも「竹の湯」です。

 

千代田線の赤坂駅から地下鉄に乗り
昨日の「竹」のある溜池山王駅で南北線に乗り換えて
2つ目の麻布十番駅でおります。

 

以前から、赤坂には銭湯がないとは聞いていました。
今回あらためて調べてみましたら、本当にそうでした。

 

サウナやエステ風のものはあるようですが
いわゆる銭湯、お風呂屋さんというのはないのですね。

 

調べてみましたら、麻布と青山に1軒ずつあるよう。
「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」というなかで
お風呂屋さんがあるのは、麻布に1軒だけ!

 

 

 

onsen今はない麻布十番温泉
(写真/「麻布十番未知案内」

 

 

 

今はなくなってしまった「麻布十番温泉」

以前、麻布十番には「麻布十番温泉」という
お風呂屋さんがありました。

 

そばを時々通っていましたから
一度入っておけばよかったなぁ。

 

「麻布十番温泉」は麻布十番1丁目5の22にありました。
麻布十番の駅からも歩いてすぐの場所です。

 

廃業が何時だったか覚えていなかったのですが
今見てみましたら2008年3月31日だそうです。

 

ということはまだ6年しかたっていないのですね。
私の感覚では、もっと前のように感じられますが。

 

当時の閉店のお知らせがWikipediaに載っていました。

 

 

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私はこれを麻布十番温泉の前で読んだ記憶があります。
その時は、ふ〜ん、そうなんだと思ったくらいでした。

 

建物の老朽化は別として
「店主及び従業員の老齢化、後継者難等により……」
ということなのですね。

 

今読んでみますと、何かいろいろもの思う、という感じです。
たった6年しか過ぎていないというのに。

 

 

azabujubanonsenhaigyou廃業時の「麻布十番温泉」

 

 

 

「後悔先に立たず」

麻布十番温泉は、日帰り入浴施設の「
麻布十番温泉」と、温泉の銭湯「越の湯」
という二つの施設があったそうです。

 

1階が「越の湯」で、同じビルの3階が
「麻布十番温泉」で、こちらには
宴会場なども併設された施設でした。

 

温泉の開湯は1949年(昭和24年)で
地下500メートルまでボーリングで掘ったそう。

 

「麻布十番温泉」のあったビルは
1967年(昭和42年)にできています。

 

「麻布十番温泉」ができた当時は、1日に100人以上
のお客さんがいたそうですが、最後の方ではピーク時
の30パーセントほどに利用客が減っていたといいます。

 

この施設で一日のお客さんが30人程度とは驚くばかり。
素人が考えても維持は難しいと察せられますよね。

 

あ〜、行けばよかったなぁ〜!

 

 

 

「竹の湯」は南麻布にあります

ということでやってきました麻布「竹の湯」へ。

 

いままで「あぷりのお茶会」で御紹介したものは
麻布十番1丁目〜3丁目にあったものでしたが
今日の「竹の湯」は南麻布1丁目15の12です。

 

私が行ったのは夜でしたので
冒頭の写真のような感じでした。

 

ここは鉄筋4階建てで、マンションの1階に突然
銭湯がある、という作りがおもしろいので
昼間の写真をつけましょうね。

 

 

96936061

 

 

驚くべきことにこの「竹の湯」
創業は1世紀前の、1913年(大正2年)。

 

「ラジウム温泉」として当時ではめずしかった
健康ランド風のものだったそうです。

 

「竹の湯」は、麻布竹谷町銭湯「竹の湯」とだけで
特別に温泉の申請もしていなかったようですが
2002年12月に温泉の許可をとりました。

 

温泉名は「麻布黒美水温泉
(あざぶこくびすいおんせん)」。

 

 

kokubisui黒美水温泉(写真/「竹の湯」)

 

 

「黒美水温泉」

「黒美水」という名前の通り黒い水です。
でも色はつきません。

 

これは太古の植物が変化した物質、
泥炭や海底の泥、火山灰などが地下水
に溶け出している色だということ。

 

そういえば「麻布十番温泉」も
このような色だったそうですよ。

 

コカコーラのような濃い褐色で、塩化ナトリウム、
炭酸水素てトリウム、カルシウム、マグネシウム
などが含まれて、重曹泉という種類に
分類される温泉ということでした。

 

この黒美水をお風呂場で美馬と木の素朴な感想は
「麻布十番温泉」の説明にもありましたように
「コーラみたい……」でした。

 

コーヒーほどは濃くなくて、紅茶よりは濃い。
アメリカンコーヒーかコーラといったところ。

 

ということは麻布の地は、この黒い水があるのですね。

 

この黒美水は、見た目に感じるほど粘性はなくて
比較的サラサラとしています。

 

「麻布十番温泉」と「竹の湯」両方に入った
経験者によりますと、「麻布十番温泉」の方が
粘性を感じるお湯だったということです。

 

ただし黒美水が出ているのは湯船の蛇口だけで
それぞれの洗い場についているものは違います。

 

 

 

久しぶりの銭湯で……

私は銭湯に最後に行ったのはいつだったか
はっきりとは覚えていないのですが
もしかしたら学生時代かもしれません。

 

学生時代に住んでいた町にあった銭湯に、1,2回。
それ以降は、いわゆる温泉には入浴しましたが
銭湯は行っていないかも。

 

今回、お邪魔した「竹の湯」は
私のイメージの銭湯より少々小振りなものでした。

 

ですが清潔で快適な空間で
お客さんもたくさんいました。

 

また行こっ〜と。

 

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竹と笹とバンブーの違い 「竹」 溜池山王駅(南北線)アート13

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「竹」

南北線の溜池山王駅アートの13回目は「竹」。

 

日本の竹類の中でもっとも大きいもの
といえばモウソウチクです。
最大では25メートルもの高さに
なることもあるそうです。

 

 

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この写真は、溜池山王駅アートの「竹」に似ているかな?
(写真/「TAKAITATSU」)

 

 

揚子江南岸が原産で、中国名は「毛竹(マオツウ)」。
日本には平安時代頃に持ち込まれたといいます。
京都の庭園などに植えられたとか。

 

モウソウチクが本格的に広まったのは
江戸時代初期に、当時の清国から
薩摩藩に移植されてからのようです。

 

 

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日本名「孟宗竹(モウソウチク)」は
例のお話からつけられたそう。

 

三世紀に、呉の軍吏であった孟宗が
老いた母に食べさせたいと、タケノコを探しに
行くと、冬だというのにタケノコがあったのだよ、
という有名な親孝行のお話ね。

 

 

takenobunpu竹の分布(イラスト/「竹虎 竹について」)

 

 

モウソウチクに限らず、日本にある竹は
一部のものを除いて、ほとんどが中国から
帰化したものだそうです。

 

「竹」で編んだカゴは、すでに
縄文遺跡からも出土しているとか。

 

私は、「竹」といえば日本、という
くらい日本的なものに感じられますが
中国からきたのですね。

 

そういえば、パンダの主食は
「竹(笹?)」でしたね。

 

 

004-1熊笹

 

 

 

「竹」と「笹」と「バンブー」の違いは?

ただここでちょっと混乱してしまうのは
「竹」と「笹」と「バンブー」は
違うものだということです。

 

「竹」は地下茎で横に増えていきます。

 

一方、「バンブー」は株分かれによって
株立ち状状になり横には増えていかないそうです。

 

 

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「笹」は、これは一般のイメージと
してもそうですが、背丈が低いものですね。

 

「竹」は九州から青森まで生育していますが
「笹」は北海道や高地にも生育しています。

 

ただし名前に「◯◯ダケ」、「◯◯チク」、
「◯◯ササ」とついていても、実際の
区分とは違うこともあるようですよ。

 

また、次の写真のように、成長するとともに
タケノコの皮が落ちてはがれるのが「竹」。

 

 

mousoutiku-224x299モウソウチク(写真/「森林総合研究所」)

 

 

そのまま茎についているものが「笹」といいますが
この区別が私には一番わかりやすいかな?

 

とまあ少々、「竹」、「笹」、「バンブー」の
区別の仕方を並べましたが、例外もあるそうです。

 

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