ダナブルー「エンボルグ」は、フランスの「ロックフォール」のデンマーク版

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青かびが繁殖するためには空気が必要

青かびタイプの「ダナブルー」。
デンマークのブルーチーズでです。

 

青かびが増えるのには空気が必要ですので
ブルーチーズを作るときは、固めて水切りした
ミルク(カード)に青かびをまぶしてから
チーズの型を作ります。

 

 

kado130909_20130909162228f09          水切りをしたミルク(カード)

 

 

青かびを「まぶす」という表現が
何ともおもしろいですね。
まるで、きな粉やゴマをまぶす
という感じがして。

 

そのうちに、チーズの中に隙間が
できてくるのですが、その隙間で
青かびが繁殖していきます。

 

 

 

フランスの「ロックフォール」をお手本に

このデンマークの「ダナブルー」は
フランスのブルーチーズの代表である
「ロックフォール」をお手本にして作った
ブルーチーズです。

 

もっともフランスの「ロックフォール」は
無殺菌のヒツジ」のミルクからつくりますが

 

デンマークの「ダナブルー」の方は
殺菌をした牛」のミルクからできています。

 

 

130522danable             ダナブルーの表

 

 

 

最初の名前は「ダニッシュ・ロックフォール」

「ダナブルー」は、最初は「ダナブルー」
という名前ではなく、「ダニッシュ・
ロックフォール」という名前だったそうです。

 

ですが「ダニッシュ・ロックフォール」と
いう名前に対して、フランスから抗議があった
ため「ダニッシュ・ブルー」に改めました。

 

そして、それが短くなった「ダナブルー」と
いう名称とともに、「ダニッシュ・ブルー」
という呼び名が使われることになったのです。

 

 

ダナブルー「エンボルグ」

 

 

 

リーズナブルでおいしいけど、においは強い

「ダナブルー」はブルーチーズの
中ではかなりリーズナブルです。
リーズナブルなのに、とてもおいしい
ので私はかなりお気に入りのチーズ。

 

最近は私は、
「ダナブルー(ダニッシュ・ブルー)」
3に対して他のチーズが1の割合で
「ダナブルー」を買っています。

 

現在、私は「ダナ・ブルー」をかなり食べて
いますので、もしかしたら「ダナブルー」の
匂いが体から発散しているのではあるまいか、
と日々不安なほどです。

 

 

「スイカ」

 

 

食物って、たくさん食べるとその
匂いが毛穴から発散するんですよね。

 

以前もブログで書きましたが、スイカを
食べ過ぎて「スイカの匂いがする」
といわれたこともありましたし。

 

また、もっと前にはニンニクの芽を
食べ過ぎて同様の経験もしました。
いま私は、あの「ダナブルー」の
匂いがするのではなかろうか……?

 

「ダナブルー」って、くさいんですよね、
ってそれが風味なのですけど。
いくら美味しいとはいえ、ほどほどに
しないといけないかもしれません。

 

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フロマージュ ブルー「メゾン・ボングラン・ジェラール」 チーズ史上初、製造と熟成を一つの施設で

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200年の歴史を持つ「メゾン・ボングラン・ジェラール」

「フロマージュ  ブルー」。
フランスの「メゾン・ボングラン・
ジェラール」社の製品を、ブレスブルー
ジャポンが輸入をし、チェスコ株式会社が
販売しています。

 

「フロマージュ ブルー」を作っている
「メゾン・ボングラン・ジェラール」社
の歴史は1811年に始まるそうです。

 

 

 

チーズ史上初、製造と熟成を一つの施設で

19世紀、メゾン・ボングラン・ジェラール
は、フランス各地の酪農家を訪ねて歩き
個性的なチーズの発掘につとめます。

 

これはと思うチーズがみつかると、自社
の蔵で完璧な状態で熟成をさせました。

 

といいますのもその当時は
チーズの製造と熟成は、別々の
場所で行っていたからだそうです。

 

そして1898年にはメゾン・ボングラン
・ジェラールは、チーズ業界史上初の製造
と熟成を一つの施設内統合するフロマジェリー
ジェラールを開発したのです。

 

 

 

〈ジェラール・クラシック〉は全部で3種類

現在では世界28カ国でメゾン・ボングラン・
ジェラールのチーズが売られているそうです。

 

その中でも今日の「フロマージュ ブルー」
は日本でもお馴染みのチーズですね。

 

「フロマージュ ブルー」は、メゾン・
ボングラン・ジェラール社のというよりは
フランスを代表する〈ジェラール・クラシック〉
シリーズの一つといってもよいでしょう。

 

 

20130515002657e34「フロマージュ ブルー」
メゾン・ボングラン・ジェラール

 

 

〈ジェラール・クラシック〉
シリーズのチーズは3つあります。

 

一つは今日御紹介した「ジェラール
フロマージュ  ブルー」。
このパッケージはどこかで御覧になった
ことがあるのではないでしょうか?

 

その他には「ジェラール  クラシック
カマンベール」と「ジェラール
クリーミー  ウォッシュ」です。

 

 

「フロマージュ  ブルー」
メゾン・ボングラン・ジェラール

 

 

 

青かびはちょっと控えめな「フロマージュ  ブルー」

「フロマージュ  ブルー」の
ブルーとは青かびのことですね。

 

上の写真を御覧になって頂くとおわかりの通り
「フロマージュ  ブルー」の青かびの入り方は
かなり控えめといいますか、少なめです。

 

正直なところ、私はちょっともの足りない
かなあ、という気もしないでもありませんが……。

 

ブルーチーズのなかでもマイルドな
チーズということなのでしょう。

 

「フロマージュ ブルー」125グラム入り。
100グラム当たりの熱量は
353カロリーだそうです。

 

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ストリングチーズは日本生まれ スモークストリングチーズ「クリスタルファームズ」 

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初めて買った「スモークストリングチーズ」

「スモークストリングチーズ」を
やまやの赤坂店で買いました。

 

クリスタルファームズという
アメリカのメーカーのものです。
日本のコルドンヴェール
株式会社が輸入しています。

 

おいしいのですが、私にはかなり
塩分が多く感じられました。

 

一つはそのまま食べましたが、それ以上は
ちょっときついので、お水につけて塩分をぬいて。

 

そんなことをしたら美味しい成分も栄養
もなくなってしまうとは思いましたが
そのままではちょっと無理でしたので。
というくらい、しょっぱかったのだよ。

 

 

 

ストリングチーズは小渕沢生まれ

この「スモークストリングチーズ」は
アメリカのクリスタルファームズ社
が作っているものですが、

 

「ストリングチーズ」を調べてみまし
たら、こんなことが書いてありました。

 

雪印メグミルクのホームページからの情報です。
「ストリングチーズ」がいつどこで出来たか
についてのことなのですが。

 

 

point_pht_01(写真/「雪印ストリングチーズ」)

 

 

「ストリングチーズ」は小渕沢にある
メグミルクチーズ研究所で生まれたそうです。

 

それまでも、ナチュラルチーズを
作る途中で、引っ張ると裂ける性質が
あることはわかっていたそうです。

 

この「さきいか」のように裂ける
「ストリングチーズ」は、始めは
地域限定で売り出されたようです。

 

ですがこれが、たちまち人気になり1980年
に全国的に売り出されるようになりました。

 

「ストリングチーズ」という名前に「裂ける」
がついたのは1995年のことだそうです。

 

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