エッグシェル(酒器)「はせがわ酒店」麻布十番店

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

160929kaori

 

 

酒屋さん初登場

今日は「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」
には珍しく酒器の御紹介と、ブログ始まって以来
初めての酒屋さんの登場です。

 

冒頭の写真で、器の底の部分から光が
透けて見えるのがおわかりでしょうか?

 

本当に薄い仕上がりの酒器で
「エッグシェル  kaori」という名前の通り
卵の殻のような薄さと脆さです。

 

「エッグシェル  kaori」を購入したのは
前回の麻布十番駅からもすぐの場所にある
お菓子屋さん群のそばの「はせがわ酒店」。

 

 

azabu(G)が「はせがわ酒店」麻布十番店

 

 

(C)が「麻布かりんと」で、(F)が「豆源」
でしたが、「豆源」のはす向かいにあるのが
「はせがわ酒店(G)」です。

 

(「はせがわ酒店」
106-0045  港区麻布十番2-2-3 03-5439-9498
営業時間:11:00〜20:00  無休)

 

麻布十番店以外の「はせがわ酒店」は、近いところ
では表参道ヒルズ店、その他には東京駅GranSta店、
パレスホテル東京店、東京スカイツリータウン・
ソラマチ店、亀戸店、二子玉川店があるようです。

 

 

160929kaoriエッグシェル  kaori 「はせがわ酒店   麻布十番店」

 

 

 

はかない命

この「エッグシェル  kaori」の写真は、何とか
薄さを感じていただきたいと思い、あえて寝かせ
て撮りましたが、もちろんこれ以外に立ち姿も
撮ったのですがボケていてボツとなりました。

 

もう一度取り直そうと思っていたのですが
何ということでしょう……。

 

いかにも私らしいといえばそれまでですが、写真
を取り直すまでもなく「エッグシェル  kaori」
はすでに割ってしまって、もうないのです。

 

いくら卵の殻のように薄く、デリケートではかなげな
魅力の酒器とはいえ、いくらなんでもはかなすぎる、
割ってしまうのが早過ぎだろうと自分を叱りました。

 

ということで立ち姿は、はせがわ酒店の
サイトからお借りしたものです。

 

 

eggshellkaori「エッグシェル  kaori」
(写真/「はせがわ酒店」)

 

 

芳醇な香りを楽しむには「kaori」が最適

「エッグシェル」には「kaori」以外にも
片口やタンブラーに、かなり大きなビールを
入れるものなどいくつもの種類があります。

 

「エッグシェル kaori」と同じような酒器の
口が開いたタイプ「 エッグシェルkiwami」という
ものがありますが、これは口が開いていることに
より、日本酒をダイレクトに味わえるのだそう。

 

「エッグシェル  kaori」は口がすぼまった卵型をして
いて、日本酒の芳醇な香りを楽しむのに最適だとか。

 

 

eggshellkiwami「エッグシェル  kiwami」
(写真「はせがわ酒店」)

 

 

 

磁器(有田焼)

「エッグシェル  kaori」のあまりの薄さに
私はガラス器かと思ってしまいましたが
これはガラスではなく有田焼の磁器です。

 

江戸時代から明治にかけて作られていた輸出向け
の食器の中でも、特に技術的に優れた、卵の殻の
ような薄さでありながらも丈夫な「卵殻手」は
西欧人から「エッグシェル」と絶賛を博しました。

 

この「エッグシェル  kaori」は、2001年、有田焼
窯元「やま平窯」の山本博文が自社ブランド
「Y’s home style」を立ち上げて、食器や
キッチンウェアを作っている中の一つです。

 

 

130421naniwayataiyaki こちらも有田焼(古伊万里)

 

 

 

2013年、九州山口陶磁展で最高賞受賞

「やま平窯」は、有田焼窯元の「山庄窯」の二男
として生まれた、山本平作が昭和20年代に起こした
「山平窯」から始まり、1972年に先代の山本正浩
から「やま平窯」になり現在に至ります。

 

やま平窯の「エッグシェル  kaori」は
2013年、第110回九州山口陶磁展において
最高賞である経済産業大臣賞を受賞しました。

 

九州山口陶磁展は1954年より、日本の陶器発祥の地、
佐賀県有田町に日本全国の当時既製品を一堂に集めて
観賞し、技術の交流、向上等伝統工芸の継承と
産業的発展を期待して開かれているものです。

 

 

blog_import_515361755c8ab古伊万里「染め付け鶴型皿」の写し
(今出来・現代のもの)

 

 

 

独特の柔らかさ

ということなどは全く知らずに手にしたのですが
「エッグシェル  kaori」には薄さという
物珍しさだけはない魅力がありました。

 

「有田焼の白さを感じて頂きたく、形状はシンプルに。
表面は繭のイメージを施しています」
との説明通りに、ガラスの冷たさとは違った
まろやかな手触りと柔らかさを感じます。

 

今度こそ割らないように心して、もう一度
手に入れたいと思う食器でした。

 

 

161002urusisakazuki漆器のさかずき

 

 

 

器の材質、形態によって味が変わる?

日本酒は先ほどの口の広い「kiwami」とすぼまって
いる「kaori」との酒器の形態に違いにより、味わい
が変わるということでしたが、それだけではなく、
また材質によっても同様の変化があるのだそうです。

 

「エッグシェル  kaori」は、ああ見えて磁器でしたが
陶器、漆器、ガラスとそれぞれ味わいが異なるのだとか。

 

 磁器  —— すっきり
 陶器  —— まろやか
 漆器  —— 温かい
 ガラス —— クリア

 

 

 

形の違いによっても異なる味わい

それだけではなく、同じ素材であっても
口の開き方、直線曲線によっても違う
ということなのですが、本当でしょうか。

 

 

eggshellkiwami直線的なものは「すっきり」した味わいに

 

 

「エッグシェル  kiwami」のように
直線的なもの(□)は「すっきり」

 

「エッグシェル  kaori」のように曲線的なもの(U)
は「まろやか」、また、底が尖っているような
形のもの(▽)は「シャープ」なのだそう。

 

 

曲線的なものは「まろやか」な味わい

 

 

ということなのですが、素材とそれぞれの
形の味の違いを極めちゃったらすごいですが
まあそこまでいかなくても、ちょっとした
実験も楽しいかもしれませんね。

 

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「こがし黒蜜かりんとまん」麻布十番かりんと 美味しいお菓子屋さんの密集地

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160928kogasikuromitukarintoman

 

 

昔懐かしいかりんとうを今風に

しょっぱなからボケボケ写真で申しわけありませんが
これは麻布にあるかりんとうの専門店「麻布かりんと」
で一番人気を誇る「こがし黒蜜かりんとまん」を
2つに切ったところの写真です。

 

懐かしさを感じさせるお菓子、かりんとうを現代風
にアレンジしたらおもしろいのではという発想から
2009年にオープンしたお店だそう。

 

(「麻布かりんと」
106-0045 港区麻布十番1丁目-7-9
03-5785-5388
営業時間:10:30~20:00 定休日:毎月第2火曜日)

 

 

 

「麻布十番   あげもち屋」と姉妹店

この写真の右のお店が「麻布かりんと」のお店です。
左にあるお店は前回、御紹介した
「麻布十番あげもち屋」。

 

 

160927azabukanrinto「麻布  かりんと」左は「麻布十番  あげもち屋」

 

 

何となく雰囲気が似ていておわかりかと
思いますが、姉妹店です。

 

「あげもち屋」が照明も含めて黄色をメイン
として明るいのに対して、「かりんと」の方は
照明を少し落としちょっと黒っぽい雰囲気ですね。

 

東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線の
「麻布十番」から歩いてすぐ。

 

麻布のこちらが本店ですが「あげもち屋」同様
東京をはじめとし、北海道、大阪、神戸、名古屋、
福岡にもお店があるようです。

 

 

 

CDショップ?

「あげもち屋」のパッケージはこんな感じ
でしたが、「麻布かりんと」の方は
薄い正方形に近い包装になっています。

 

 

160712agemotiya彩りベジタブルあげ「麻布十番   あげもち屋」

 

 

「あげもち屋」同様、和風の模様がプリント
されている包装紙に包まれていますが、一度に
食べられる量という感じで少量ずつの薄いパック。

 

お店で並んでいる写真がこちらですが
これ、何かに似ていませんか?
実はこれ、CDショップをイメージしたものだそうです。

 

 

azabukarintoかりんとうがお行儀よく並ぶ店内

 

 

 

50種類以上ものかりんと

そしてこのかりんとも
「あげもち屋」と同じく、種類が豊富。
50種類以上もあるといいますので
選ぶのが大変かもですね。

 

オーソドックスなものから、竹炭かりんと、
カレーかりんと、レーズンかりんと、
唐辛子かりんと、ねぎ味噌かりんと。

 

男性に人気でお酒のおつまみにもあう
というきんぴらごぼうかりんと。
カプチーノかりんともそうですが、アップルパイ
かりんとにいたっては、味の想像もできないほどです。

 

かりんとうは当て字で「花林糖」とも書かれることが
あるようですが、要は「かりん糖」と「糖(とう)」
ですが、「麻布十番   かりんと」では、親しみを
持ってもらうためにあえて「かりんと」としたそう。

 

 

こがし黒蜜かりんとまん「麻布かりんと」

 

 

 

一番人気

「麻布十番   かりんと」で一番人気を
誇るのが、かりんと饅頭。
こちらでは「こがし黒蜜 かりんとまん」
という名前です。

 

実は昨日買った時に「今日中にお召し上がりください」
といわれたのですが今日、写真を撮ったため
ちょっと表面がボコボコとして出来立てのほやほや
ツルツル感がなくなってしまいました。

 

そのため一見、かたそうでしたが
遺骸やしっとりと柔らか。

 

このしっとりさん、出来立ては何と
パリッとしているのだそう。
お店で買う時に食べちゃいたかった
というのが正直な感想です。

 

 

kuriiga

 

 

 

「栗入り」もあります

焦がした黒密の香ばしさは、ちょっと他に
あまりないという感じもして、中の
こしあんの甘さを上手に引き立てています。

 

「こがし黒蜜かりんとまん」はオンラインショップ
にはなく、店頭販売のみで、午前90個、
午後90個の限定販売だそう。

 

 

160928kogasikuromitukarintomanこがし黒蜜かりんとまん「麻布   かりんと」

 

 

写真の「こがし黒蜜かりんとまん」は普通の
タイプのものですが、季節限定なのでしょうか
小さく切った栗がポツポツと入っている
「こがし黒蜜かりんとまん  栗」もありました。

 

買っておきながらなんですが、実は私は黒砂糖系の
お菓子はさほど好きではなく、まして油で揚げてある
となれば普段でしたらちょっと遠慮しておくのが常です。

 

ところが「こがし黒蜜かりんとまん」は
「黒蜜+油」であるにもかかわらず、油と甘みが
くどくなく、想像以上に美味しいものでした。

 

 

azabu
B「麻布十番あげもち屋」 C「麻布かりんと」 D「浪花家総本店」
E「チョコレートハウス  モンロワール」 F「豆源」

 

 

 

麻布の美味しいお菓子屋さんの密集地

今、改めて地図を見て驚いたのですが
「麻布十番   あげもち屋」や「麻布   かりんと」
のある一角はお菓子屋さんが多いですね。

 

上の地図ではちょっとわかりづらいと思います
ので、一塊のようになっている「B〜F」
までを描いてみると、こんな感じになります。

 

 

|  |
         |  | D 浪花家総本店
B かりんと  |  | E モンロワール
  A あげもち屋  |  | F 豆源
__________   __________

 *          交差点    麻布十番駅   →  
_________   __________
         |  |
         |  |

 

 

道路の縦線が上手に書けずに点線になって
いますが、そこは御容赦を。

 

交差点の左上の角に「あげもち屋」と
「麻布十番かりんと」が並んでいて、道の向かい側
には、たいやきで有名な「浪花家総本店」があります。

 

 

たいやき「浪花家総本店」

 

 

そのお隣には
「チョコレートハウス   モンロワール」

 

 

rihukyubuリーフキューブ(葉っぱ形のチョコレート)「モンロワール」

 

 

そしてそのお隣は「豆源」
いうことになっているのですね。

 

美味しいお菓子屋さんが交差点のまわりに5つも
かたまっているとは、本当にびっくりしました。

 

130215hinaひなあられ「豆源」

 

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彩りベジタブルあげ「麻布十番 あげもち屋」 パティオのお店の変遷

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160712irodoribejitaburu

 

 

今日も野菜菓子ですが

今日も麻布十番の野菜のお菓子を御覧いただきましょう。
前回は「麻布十番野菜菓子」という名前の通り、野菜
をお菓子に使う可能性を存分に見せてくれるお店でした。

 

今日のお菓子は、たまたま野菜のチップの
御紹介ではありますが、こちらは野菜メインの
お菓子ではなく、いろいろ選べる、あげおかきの
専門店「麻布十番 あげもち屋」です。

 

(「麻布十番 あげもち屋」
 〒106-0045 港区麻布十番1丁目7-9 B
 TEL.03-6804-3082
 定休日:第3火曜日  営業時間:11:00~19:00)

 

 

160712agemotiya彩りベジタブルあげ「麻布十番 あげもち屋」

 

 

 

40種類以上もの品揃え

「麻布十番 あげもち屋」の商品は
種類がとっても多いのが特徴の一つ。

 

ごく普通のあげ餅ももちろんありますが
「きんぴらごぼう  あげ餅」「紫蘇おかき餅」
「ねぎ味噌あげ餅」「しば漬けあげ餅」と和風のもの。

 

一方「トマトバジルあげ餅」「カマンベールチーズ
あげ餅」「ペペロンチーノあげ餅」
「ピリ辛マヨネーズ」などの洋風もあります。

 

 

カマンベール「プレジデント」

 

 

また「トリュフ塩あげ餅」「あげもち
ホワイトショコラ」「あげもちイチゴショコラ」
というお菓子風もあるという具合。

 

まあ、あげ餅自体がお菓子ですが
あげ餅+洋風お菓子、という意味で。

 

そして今日、御紹介の「彩りベジタブルあげ」と
「彩りフルーツあげ」があって、なんと合計
40種類以上もある上、季節限定の品もあるとか。

 

 

160712irodoribejitaburu6種類の野菜が入っている「彩りベジタブルあげ」

 

 

 

日保ちは1〜2カ月

それらが、様々な色の矢絣模様の袋に入っています。
色とりどりの袋がお店に並んでいる様子は
まるでお花畑のようです。

 

あげもち屋さんなのに「彩りベジタブルあげ」
という野菜モノを選んでしまったのは、私が
この藤色系の矢絣模様の袋の色にひかれたからかも。

 

藤色の矢絣模様の袋の中に入っていたものは
レンコン、インゲン、ニンジン、カボチャ
お芋と紫芋の6種類でした。

 

60グラム入りで、1カ月から2カ月の
日保ちということです。

 

 

agemotiya 「麻布十番   あげもち屋」

 

 

 

1年前から現在の場所に

「麻布十番   あげもち屋」は本店で、支店は関東
には大丸東京店、西武池袋店、松坂屋上野店、
そごう横浜店、羽田空港第2旅客ターミナル
南ピア店があり、

 

関東以外では松坂屋名古屋、大丸神戸店
と大丸福岡天神店があります。

 

この「麻布十番   あげもち屋」の本店は
今からちょうど1年前の、2015年9月に
現在の場所に移ってきたものです。

 

といっても、麻布十番1丁目から2丁目への
引っ越しですので、歩いてもほんの
1,2分ほどしか離れていない距離ですが。

 

 

blog_import_51535fef6677a麻布十番パティオの「きみちゃん」の像

 

 

 

現在は婦人服の「伊太利屋」

今まで「麻布十番 あげもち屋」があったのは
麻布十番のパティオに面している場所で
赤い靴の「きみちゃん」の像の前あたりで
住所でいいますと、麻布十番2丁目3-8にありました。

 

1年ほど前、この場所をたまたま初対面の
不動産屋さんと一緒に歩いていたのですが
「麻布十番   あげもち屋」のあった場所が工事中
だったもので、私は思わず言ってしまったのです。

 

「ここ、またお店がかわるんですね!」と。
「あげもち屋ですか? すぐそばに移転しましたよ」
と不動産屋さんが教えてくれました。

 

 

azabu ( A )から( B )に移転した「麻布十番   あげもち屋」

 

 

「少し前にかわったばかりではありませんか……」
と私が言うと、
「ここは賃料が高いんじゃないですか?」
と、いかにも不動産屋という感じの返事。

 

その時は、次のお店が何かわからなかったのですが
しばらくすると、そこは「伊太利屋」
という婦人服のお店になっていました。

 

「伊太利屋」は渋谷が本店のようですが
赤坂や六本木にも直営店があるということで
結構、店舗数のあるお店のようです。

 

 

「ドミニク・サブロン」のクロワッサン

 

 

 

パティオ「あげもち屋」の顔

「伊太利屋」の前は「麻布十番   あげもち屋」
ではありましたが、「あげもち屋」のこの場所
での営業は、2,3年ほどの短いものでした。

 

「麻布十番   あげもち屋」の前にあったお店は
「あぷりのお茶会」でも登場した「ドミニク・サブロン
・マルシェ・エ・カフェ麻布十番店」。

 

「麻布十番 あげもち屋」がパティオに
あった時はこんな感じでした。
パティオの「きみちゃん」の方から撮ったもの。

 

 

agemotiyapatioパティオにあった「麻布十番   あげもち屋」

 

 

 

パティオ「ドミニク・サブロン」の顔

この同じ場所が「麻布十番   あげもち屋  」の前の
「ドミニク・サブロン・マルシェ・エ・カフェ
麻布十番店」だったときは、こんな感じでした。

 

 

dominiquesaabron「ドミニク・サブロン・マルシェ・エ・カフェ麻布十番店」

 

 

昼間と夜、という決定的な違いもありますが
醸し出しているものの差は、何となくおわかりかと。

 

次の写真は「ドミニク・サブロン」の店内の写真
ですが、上の写真では、お店の左端に
あたる部分を店内から撮ったものです。
赤と黒が効果的に使われた「ドミニク・サブロン」
の素敵なお店。

 

 

dominique「ドミニク・サブロン」の店内

 

 

 

適した場所

別のお店なのだから雰囲気が違うのは当然の
ことですが、お店の雰囲気と立地場所は
切っても切れない関係にあるように思えます。

 

麻布十番パティオという場所に、自然に溶け込み、
ガラスを多用したこの建物を効果的に活かしきれる
お店といったら、やはり「ドミニク・サブロン」
に軍配が上がるのではないでしょうか。

 

勿論「ドミニク・サブロン」がいいお店で
「あげもち屋」はそうでもない、という意味ではなく、

 

そのお店に相応しい場所が、お互いの
魅力を一層引き立てるような気がします。

 

 

agemotiya 現在の「麻布十番   あげもち屋」

 

 

「麻布十番あげもち屋」がどのような理由で
移転したかはわかりません。

 

ですが、現在の場所での「あげもち屋」の方が
いきいきと「あげもち屋」らしく輝き、個性的な
顔を見せているように私には感じられます。

 

 

 

約2年サイクル?

「ドミニク・サブロン」 2010.12〜 2012.10
      ↓
「あげもち屋」     2013?〜2015.9
      ↓
「伊太利屋」      現在

 

この場所のお店は、こんな風に変化してきました。
「ドミニク・サブロン」の前は忘れてしまったのですが。

 

先ほどの「麻布十番   あげもち屋」を
もう一度、御覧いただきましょう。

 

 

agemotiyapatio 2015年まであったパティオにあった「あげもち屋」

 

 

上の「あげもち屋」の写真の右の部分だけになりますが
同じ方向から撮った「ドミニク・サブロン」の写真がこちら。

 

 

dominikusaburon2012年までパティオにあった
「ドミニク・サブロン」

 

 

今さら言っても詮無いこととはわかっていますが
やはりここには「ドミニク・サブロン」に
いて欲しかったと思わずにはいられません。

 

「ドミニク・サブロン・マルシェ・エ・カフェ
麻布十番店」は、パティオの雰囲気に
溶け込んでいた、本当に美しいお店でした。

 

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